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例 6: C++ コードジェネレータ
この例は、PTC Mathcad Prime を使用して C++ コードを生成する VB.NET アプリケーションです。このアプリケーションは 2 つの部分で構成されています。
1 つ目の部分は、PTC Mathcad Prime を起動し、ワークシートをロードして、実行中のワークシートにデータ値をプッシュします。これは Form1.vb のコールバックで発生します。
2 つ目の部分は、クリップボードを介して基礎となる構文で PTC Mathcad Prime 方程式をとり、parseme() 関数を使用して解析して、C++ 方程式を生成します。2 つ目の部分は PTC Mathcad Prime API と関連していません。次に、Button2 のコールバックが .NET StreamWriters を使用して C++ プログラム全体を生成します。
このアプリケーションを実行するには、次の手順に従います。
1. VB.NET_code_generation で例をダウンロードします。
2. この例を実行するには、GenCode.exe を実行します。「GenCode」ダイアログウィンドウが開きます。
3. 「File」 > 「Open」の順にクリックして curve sheet.mcdx ワークシートを開きます。
4. 開いているワークシートで、coeff1coeff2、および coeff3 定義が含まれている 3 つの入力領域を確認します。
5. 「GenCode」ダイアログウィンドウで coeff1coeff2、および coeff3 の値を変更します。
6. 「Update Mathcad Prime with new coefficients」をクリックして、新しいデータをワークシートに送信します。
7. ワークシートで次の操作を行います。
a. 「GenCode」ダイアログウィンドウで指定した新しい値を coeff1coeff2、および coeff3 の 3 つの入力領域がとっていることを確認します。
b. function f(x) の係数の更新に伴うグラフ内の変化を確認します。
c. 下にスクロールして、myfunc(x) の定義が含まれている 4 つ目の入力領域を見つけ、シンボリック評価演算子の右に式をコピーします。
8. 「GenCode」ダイアログウィンドウで、コピーした定義式を「STEP 3」テキストボックスに貼り付けます。Ruby 構文表現が表示されます。
9. 「Convert the equation above from Ruby syntax to C++」をクリックします。ConsoleApplication1.cpp というタイトルのメモ帳ウィンドウが開き、対応する C++ コードが表示されます。ファイルを保存するか閉じます。
10. 手順 5 から 9 を繰り返し、新しく指定した係数が 3 つの入力領域に表示されていることと、それに応じて myfunc(x) の定義が変化することを確認します。
11. PTC Mathcad Prime「File」 > 「Close」の順にクリックしてから、「GenCode」ダイアログウィンドウで「File」 > 「Exit」の順にクリックします。
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この例は、VS2019 および .NET 4.8 を使用して生成されました。
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