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接触解析でのソルバーの精度設定
接触解析でさまざまなレベルのソルバー精度がサポートされます。小変形解析 (SDA) 接触解析では、「中」(Medium)「高」(High) の 2 つの精度レベルがあります。大変形解析 (LDA) 接触解析では、「低」(Low)「中」(Medium)「高」(High) の 3 つの精度レベルがあります。
ユーザーインタフェースの場所: Structure モードで、「ホーム」(Home) > 「解析および検討」(Analyses and Studies) の順にクリックします。
リリース: Creo 5.0.0.0
この機能強化に関するビデオをご覧ください。
接触解析でのソルバーの精度設定
この機能強化の利点
この機能強化により、接触解析の解の精度をより自在に制御できるようになりました。設計の初期段階で、おおよその解を調べているときには、「低」(Low) または「中」(Medium) 精度を使用できます。設計の最終段階では、「高」(High) 精度に切り替えることができます。これにより、時間とコストを節約できます。
SDA 接触解析
LDA 接触解析
追加情報
ヒント:
設計の初期段階で計算時間を短縮するには、この接触ソルバー精度設定を使用します。LDA および SDA 接触解析ではデフォルトの中精度で十分であり、妥当な結果が得られます。
制限事項:
接触ソルバーの精度を「高」(High) に設定した場合、より多くの計算時間が必要になることがあります。重要なインタフェースで溶け込みの要件が厳しい場合、解が収束しないことがあります。さらに、インタフェースの品質指標のメジャー値が小さいモデルでは、収束判定時に問題が発生することがあります。
既存の機能からの置き換え?
いいえ
この機能に関連付けられているコンフィギュレーションオプション:
なし