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インポート検証ツールの機能強化
「インポート検証」(Import Validation) ツールのユーザビリティが向上しました。インポートモデルを使用する際の一連のオプションと設定が提供されます。
ユーザーインタフェースの場所: モデルツリーで、モデルまたは構成部品を右クリックして「インポート検証」(Import Validation) を選択します。
リリース: Creo Parametric 5.0.0.0
この機能強化に関するビデオをご覧ください。
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この機能強化の利点
Creo Parametric 4.0 で導入された「インポート検証」(Import Validation) ツールを使用して、ワークフローのインポートまたはオープン時にネイティブデータと変換後のデータの主要な特性を比較でき、変換に関する問題のレポートを迅速に作成できます。Creo Parametric 5.0.0.0 には、新しいオプションと設定が用意されており、非ネイティブ CAD モデルを使用する際に「インポート検証」(Import Validation) がさらに有用になっています。
モデルツリーまたは「通知センター」(Notification Center) では、以下に示すオプションのように、インポート検証の失敗を解決するための新しいオプションが用意されています。
「インポートしたジオメトリを修復」(Repair Imported Geometry)
「代替の質量特性を使用」(Use Alternate Mass Properties)
「ソリッド化チェックを無視」(Ignore Solidification Check)
インポートしたモデルをソリッド化できない、または修復する必要がある場合は、「インポート検証」(Import Validation) ツールを使用して、Import Data Doctor に直接アクセスできます。従来のプロセスを使用して Import Data Doctor にアクセスする必要はなくなりました。これにより、修正が迅速、簡単になります。
インポートしたモデルに代替の質量特性を指定することもできます。これにより、Creo Parametric は、検証スコアを決定するために、インポートしたジオメトリから計算された値ではなく、指定された質量特性を使用できるようになります。
インポートしたジオメトリのサーフェスジオメトリとシェード表示の整合性のみを重視する場合は、特定のモデルについてソリッド化チェックを無視することもできます。特定のモデルについてこのチェックを無視すると、「インポート検証」(Import Validation) がソリッド化失敗を検査するように設定されている場合でも、そのモデルがソリッドでないことを受け入れるようになります。
これらの機能強化によって、インポートの失敗を迅速に識別して解決したり、ニーズに合わせて「インポート検証」(Import Validation) ツールを設定したりすることができます。設計の改良により多くの時間をかけて集中でき、問題に対処する時間を節約できます。
追加情報
ヒント:
なし
制限事項:
既知の制限事項はありません
既存の機能からの置き換え?
これは既存の機能を強化したものです。
この機能に関連付けられているコンフィギュレーションオプション:
なし