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時刻歴応答解析の問題
この章では、時刻歴応答解析の問題と、Creo Simulate の結果について説明します。時刻歴応答解析では、時間とともに変化する荷重に対するモデルの応答が計算されます。システム定義メジャーもすべて自動的に計算されます。計算されるメジャーは解析のタイプによって異なります。
mvst001: 3D 質量ばねダンパー系
解析タイプ:
時刻歴応答解析
モデルタイプ:
3D
比較対象:
ANSYS No. 74
参考文献:
Thomson, W.T. Vibration Theory and Applications.NJ:Prentice-Hall, Inc. 2nd printing, 1965. p. 99, Article 4.1.
説明:
質量ばね系に衝撃荷重を加えた結果、自由振動が生じます。減衰系と非減衰系での時間 t = 0.1 秒における変位を求めます。
仕様
要素のタイプ:
質量 (1)、ばね (1)
単位:
IPS
寸法:
ばねの長さ: 10 (任意)
質量特性:
M: 0.5
Mxx: 0
Mxy: 0
Mxz: 0
Myy: 0
Myz: 0
Mzz: 0
ばね特性: (引張り剛性)
Kxx: 200
Kxy: 0
Kxz: 0
Kyy: 0
Kyz: 0
Kzz: 0
拘束条件:
点 A に適用: すべての自由度を固定
点 B に適用: Y 方向の直線移動以外のすべての自由度を固定
荷重:
点 B に適用: FY = 10
分布: N/A
空間的変化: N/A
結果データの比較
理論値
ANSYS
Structure1
差 (%)
t = 0.1 における最大変位 (a=undamped)
0.909297
0.90693
0.909297
0.0%
t = 0.1 における最大変位 (a=damped、damping=70%)
0.3418
0.34252
0.3418
0.0%
収束 %: 周波数について 0.0%
最大次数: N/A
方程式の数 : 1
1. サマリーファイルの結果情報は表示できません。結果を表示するには、変位の結果表示ウィンドウを定義し、t = 0.1 における結果をクエリーする必要があります。