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衝撃応答解析の問題
この章では、衝撃応答解析の問題と、Creo Simulate の結果について説明します。衝撃応答解析では、特定の応答スペクトルを使用した基礎励起に応答した、モデルの変位と応力の最大値が計算されます。システム定義メジャーもすべて自動的に計算されます。計算されるメジャーは解析のタイプによって異なります。
mvsk001: ビーム構造の地震応答
解析タイプ:
衝撃応答解析
モデルタイプ:
3D
比較対象:
ANSYS No. 70
参考文献:
Biggs, J. M. Introduction to Structural Dynamics.McGraw-Hill Book Co., New York, 1964.
説明:
単純支持されたビームの両方の支持点に垂直運動を加えます。運動は地震変位応答スペクトルを使用して定義されています。最大変位とそれに対応する最大曲げ応力を求めます。
仕様
要素のタイプ:
ビーム (2)
単位:
IPS
寸法:
長さ: 240
高さ: 14
ビーム特性:
面積: 273.9726
IYY: 333.333
せん断 FY: 0.83333
CY: 7
J: N/A
IZZ: 333.333
せん断 FZ: 0.83333
CZ: 7
材料特性:
質量密度: 0.00073
単位質量あたりのコスト: 0
ヤング率: 3e7
ポアソン比: 0.3
熱膨張: 0
熱伝導率: 0
拘束条件:
場所:
自由度:
拘束 1
点 A に適用
Y 方向の直線移動と Z 方向の直線移動を固定
点 B に適用
X 方向の直線移動、Y 方向の直線移動、Z 方向の直線移動を固定
点 C に適用
Z 方向の直線移動、X 軸を中心とした回転、Y 軸を中心とした回転を固定
スペクトル応答:
周波数:
変位:
resp_spectrum1
0
10
0.44
0.44
結果データの比較
理論値
ANSYS
Structure
差 (%)
頻度
6.0979
6.0974
6.0953
0.04%
最大変位
(m=disp_max)
0.560
0.553
0.560
0%
最大曲げ応力
20158
20156
20138
0.1%
収束 %: 周波数について 0.0%
最大次数: 6
方程式の数 : 70