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グローバル感度解析検討
グローバル感度解析検討では、Creo Simulate は検討に含まれる解析で有効なすべてのメジャーに関する値を計算します。指定した範囲で設計変数を変更したときに、モデルのメジャーの変化が計算されます。Creo Simulate では、一定のインターバルで設計変数の範囲内のメジャー値が計算されます。設計変数の値に範囲が設定され、その範囲が指定ステップ数で区切られ、その全ステップの値が試されます。この検討の結果として、設計変数の値に対する選択したメジャーの値を表すグラフが作成されます。グローバル感度解析検討の 4 つのステップを選択すると、結果には、初期の位置から余分の点を含む 5 つのデータ点が含まれます。複数の変数を同時に変更できます。
また、選択した設計変数のメジャーをグラフにして、グローバル感度解析検討の結果を確認できます。
 
*注記 グローバル感度解析検討で時刻歴応答解析、周波数応答解析、またはランダム応答解析を使用すると、Creo Simulate によって動的ステップメジャーは計算されません。
「感度解析検討の定義」(Sensitivity Study Definition) ダイアログボックスには、次のアイテムがあります。
「解析」(Analyses) - このリストから 1 つまたは複数の解析を選択します。Creo Simulate では、結果の計算と表示は解析ごとに行われます。
「変数」(Variables) - または をクリックして、寸法または Creo Parametric パラメータを選択し、設計検討の「変数」(Variables) テーブルに追加します。
「ステップ」(Steps) - Creo Simulate の検討で使用するインターバルの数を入力します。Creo Simulate では、各設計変数の範囲全体に等分布のインターバルが設定され、これによって作成中のモデルの各インターバルにおけるメジャーの値が計算されます。インターバル数には、1 から 999 までの値を入力できます。デフォルトは 10 です。
 
*注記 インターバル数を大きくすると、設計検討に要する計算時間が増加します。
「オプション」(Options) - このオプションを使用して、検討中に追加の計算を実行するよう Creo Simulate を設定します。