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実行時の問題に関するトラブルシューティング
次のような実行時の問題が発生する場合があります。
不完全実行 - 実行がエラーにより終了した場合、完了した P-パスが 1 つあれば中間結果を表示できる場合があります。エンジンによって応力と変位値、または各P-パス後の温度と流束値が計算されます。中間結果からP-レベルのフリンジプロットも作成できます。
ただし、エラーの性質によって、エンジンでは実行の収束精度情報が作成されない場合があります。
 
*注記 エンジンによって新しい結果が書き込まれるたびに、既存の中間結果が上書きされる点に注意してください。
実行中にあるポイントで、Creo Simulate によって結果ファイルがロックされ、データが結果ファイルに書き込まれます。この場合は中間結果にはアクセスできません。
検討が収束しない - 実行中に検討が収束しなかったことがサマリーレポートに示されていて、かつマルチパスアダプティブ収束判定方法を使用した場合、収束精度グラフを参照して詳細を把握する必要があります。
詳細については、ストラテジー: 収束精度問題の修復を参照してください。
また、コンピュータリソースを効果的に管理して、実行時の問題を回避できます。リソースとパフォーマンスの管理については、RAM、solram、スワップ領域の管理を参照してください。