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設計検討のファイル
設計検討を実行すると、Creo Simulate で次の 3 種類のファイルが作成されます。
エンジン入力ファイル - 実行を開始すると、Creo Simulate でエンジン入力ファイルが作成されます。これらのファイルには、study.mdb (モデルファイルのコピー) と study.lok が含まれます。study は選択した設計検討名です。
study.lok ファイルは、使用可能なデータの量が十分でない場合に、結果ウィンドウを定義できないようにします。処理が進行し、結果表示ウィンドウを定義できるようになった時点で、Creo Simulate によって study.lok ファイルは削除されます。たとえばエラーが原因で実行終了した場合、study.lok が削除されていれば、部分的な結果を表示できます。
Creo Simulate でエンジン入力ファイルは、実行している設計検討の名前が付いたサブディレクトリに保存されます。このサブディレクトリは、「実行の設定」(Run Settings) ダイアログボックスで指定されている出力ファイルのディレクトリの中に作成されます。
一時作業ファイル - 実行時に、エンジンによって一時作業ファイルが作成されます。実行が完了すると一時作業ファイルは削除されます。Creo Simulate で study.tmp という名前の一時サブディレクトリが作成され、このサブディレクトリにファイルが保存されます (study は、実行している設計検討の名前です)。このサブディレクトリは、「実行の設定」(Run Settings) ダイアログボックスで指定された一時ファイルのディレクトリの中に作成されます。
出力ファイル - エンジンによって、設計検討の結果が記述された出力ファイルも作成されます。出力ファイルには、設計検討の前回の実行結果が記述されています。実行が正常に完了していない場合でも、有用な結果が記述されている場合があります。エンジン出力ファイルは、設計検討のエンジン入力ファイルと同じサブディレクトリに保存されます。
これらのファイルの詳細については、Creo Simulate で作成されるファイルを参照してください。