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ストラテジー : ソルバー RAM が少なすぎる場合
ソルバー RAM (solram) の設定量が少ないと、設定量が多い場合に比べて Creo Simulate はマシンの RAM とディスクドライブとの間でより頻繁にデータ転送を行う必要が生じるので、パフォーマンスが低下します。ディスクドライブのデータ転送速度はマシンの RAM に比べて約 100 倍遅いため、ディスク I/O が過大に発生するとシステムのパフォーマンスの低下につながります。
solram がマシンに搭載されている RAM の 0.1 倍以下に設定されていると、パフォーマンスが著しく低下する場合があります。一般に、厳しいメモリ制限があって、低水準のパフォーマンスで使用する用意ができているのでないかぎり、solram 割り当てをマシン RAM の 10% 以下には設定しないでください。solram 割り当てはマシン RAM の 25% に設定するのが望ましく、通常はマシン RAM の 50% が最適の設定です。ソルバー RAM 割り当ての設定のガイドラインについては、ソルバーおよび要素データへ RAM を割り当てるときのガイドラインを参照してください。
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