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msengine
このコマンドは、オペレーティングシステムから 1 つの設計検討を実行するために使用します。構造解析または熱解析、あるいはこの両方を含む検討を実行できます。msengine を使用するには、エンジン入力ファイルが必要です。
「解析および設計検討」(Analyses and Design Studies) ダイアログボックスで「実行」(Run) > 「バッチ」(Batch) の順に選択すると、Creo Simulate で次の処理が行われます。
Structure エンジンが設計スタディの実行に必要とする入力ファイルが作成されますが、まだ実行は開始されません。
「バッチ」(Batch) オプションを使用するたびに、msengine コマンドがバッチファイルに記述されます。
あるいは、Creo Simulate でバッチファイルに記述された msengine コマンドを手動で入力して、1 つの設計検討の実行もできます。コマンドを手動入力して設計スタディを 1 つ実行するには、コマンドプロンプトに次のように入力します。
msengine study[options]
ここの study は設計検討と同じ名前のディレクトリです。このディレクトリにはエンジン入力ファイルが保存されます。
また、デザインを最適化するために外部最適化を呼び出す場合にも msengine コマンドを使用できます。
msengine コマンドで設計検討を実行したら、「解析および設計検討」(Analyses and Design Studies) ダイアログボックスで「情報」(Info) > 「ステータス」(Status) の順に選択することで、実行のステータスを監視したり、サマリーファイルをレビューしたりすることができます。
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