歪みエネルギー密度結果量

解析定義時に「応力」(Stresses) または「プライ応力」(Ply Stresses) を出力するよう選択した場合、すべての構造解析で歪みエネルギー密度の結果を確認できます。

結果を確認するモデルのタイプに応じて、Creo Simulate で歪みエネルギー密度の異なるオプションが表示されます。3D ソリッドでの結果量は単位ボリュームあたりの歪みエネルギーであり、3D シェルでの結果量は単位面積あたりの歪みエネルギーであり、ビームでの結果量は単位長さあたりの歪みエネルギーです。次の表に、各種モデルタイプと各種要素タイプでの歪みエネルギー密度の有効なタイプを示します。

歪みエネルギー密度量	3D モデル	平面歪み/軸対称	平面応力
単位ボリュームあたりの歪みエネルギー	ソリッド	2D ソリッド	N/A
単位面積あたりの歪みエネルギー	シェル	2D シェル	2D 応力
単位長さあたりの歪みエネルギー	ビーム		N/A

「量」(Quantity) ドロップダウンリストから「歪みエネルギー」(Strain Energy) を選択した場合、Creo Simulate で「量」(Quantity) タブの選択内容が変わる場合があります。選択した設計検討の一部ではないアイテムは、選択肢として表示されません。状況に応じて、以下が選択可能です。

• 「ビームからの寄与を含む」(Include contributions from beams) - 結果表示ウィンドウの定義に含めるビーム寄与を選択します。このエリアは、モデルにビームが存在する場合にのみ表示されます。このエリアは、FEM モードでは表示されません。「ビームからの寄与を含む」(Include contributions from beams) 領域では、次のオプションを選択できます。

◦ 「曲げ」(Bending) - 結果表示にビームの曲げを含めます。FEM モードでは、このチェックボックスは常にチェックされています。

◦ 「引張り」(Tensile) - 結果表示にビームの引張りを含めます。FEM モードでは、このチェックボックスは常にチェックされています。

◦ 「ねじれ」(Torsional) - 結果表示にビームのねじれを含めます。FEM モードでは、このチェックボックスはオフのままになります。

• 「シェルからの寄与を含む」(Include contributions from shells) - 結果表示ウィンドウの定義に含めるシェルの寄与を選択します。このエリアは、モデルにシェルが存在する場合にのみ表示されます。このエリアは、FEM モードでは表示されません。「シェルからの寄与を含む」(Include contributions from shells) 領域では、次のオプションを選択できます。

◦ 「面内 - 曲げ」(Membrane-Bending) - 結果表示にシェルの面内の値と曲げの値の両方を含めます。

• 「グラフ位置」(Graph Location) - このドロップダウンリストから、結果表示ウィンドウに表示する位置を選択します。選択矢印を使用してモデルを表示し、結果表示で使用するエンティティをピックします。このエリアは、「グラフ」(Graph) の表示タイプを選択した場合にのみ表示されます。