フリンジ表示タイプ
結果をフリンジプロットとして表示するには、「フリンジ」(Fringe) 表示タイプを使用ます。フリンジプロットとは、選択位置上の連続したカラー塗りつぶし領域のことです。色は領域によって異なります。これは、閲覧する量の値の範囲が異なることを示しています。
フリンジを使用すると、特定の結果が適切かどうかを判別することができます。たとえば、静解析の最大主応力やフォンミーゼス応力、または熱解析の流束マグニチュードのフリンジプロットを確認できます。
「フリンジ」(Fringe) 表示タイプを使って
コンター表示を作成することもできます。フリンジプロットがどんなものかをもっとよく理解するには、
例を参照してください。また、フリンジ表示を定義する前に、
フリンジ表示に関するヒントに記述されている情報をお読みください。
「表示タイプ」(Display Type) ドロップダウンリストから「フリンジ」(Fringe) を選択すると、「表示オプション」(Display Options) タブで使用可能なオプションは、フリンジプロット結果表示ウィンドウの表示に特有のものになります。
「表示オプション」(Display Options) タブには、選択した設計検討および「量」(Quantity) タブと「表示オプション」(Display Options) タブでの選択内容に基づいて、次のアイテムが一部またはすべて表示されます。
• 「連続トーン」(Continuous Tone) - フリンジ間の移行が滑らかになるように、フリンジを連続トーンで表示します。このアイテムを選択しない場合、不連続カラーでフリンジプロットを表示します。「連続トーン」(Continuous Tone) を選択したフリンジプロットを VRML ファイルとしてエクスポートすることはできません。
ネイティブ Thermal モードでは、「平均」(Averaged) チェックボックスは流束と温度勾配にのみ使用できます。流束と温度勾配では、結果を未平均値として表示する場合にのみ、このチェックボックスをオフにできます。
• 「凡例レベル」(Legend Levels) - フリンジウィンドウでモデル上に表示するレベルの数を設定します。最小値は 2、最大値は 16 です。デフォルトのレベル数は 9 です。
• 「コンター」(Contour) - コンター線やアイソサーフェスとともにモデルを表示します。コンターラベルを表示するよう、または表示しないよう設定します。
「連続トーン」(Continuous Tone) と
「コンター」(Contour) の両方を選択することはできません。
• 「変形後」(Deformed) - モデルを変形された状態で表示します。さらに、変形前のワイヤフレームや、変形モデルに重ね合わせる透明バージョンのモデルも表示できます。
• 「要素エッジを表示」(Show Element Edges) - 結果を表示するときにモデルの要素のエッジを表示します。
• 「荷重を表示」(Show Loads) - 結果を表示するときにモデルの荷重アイコンを表示します。
• 「拘束条件を表示」(Show Constraints) - 結果を表示するときにモデルの拘束条件アイコンを表示します。
• 「結合要素を表示」(Show Bonding Elements) - 結果を表示するときにモデルの結合要素を表示します。
• 「アニメーション」(Animate) - 結果を結果表示ウィンドウにアニメーション表示します。
「自動開始」(Auto Start) のボタンを選択して、アニメーションの繰り返し、逆再生、順再生と逆再生の繰り返し、およびフレーム数の指定を行えます。このオプションは、疲労結果および線形補間応力については使用できません。
結果表示ウィンドウで選択した位置の値を表示するには、
「ホーム」(Home) >
「ダイナミッククエリー」(Dynamic Query) の順に選択します。