Creo Simulate > Structure 問題および Thermal 問題のモデリング > 特性 > シェル特性 > シェル特性ライブラリ > ビーム断面、シェル特性、およびばね特性のライブラリリスト
  
ビーム断面、シェル特性、およびばね特性のライブラリリスト
ビーム断面定義、シェル特性、ばね剛性特性を、特性に固有のライブラリに保存できます。これらのライブラリは、同じ特性定義を複数のモデルで使用する際に便利です。モデルまたはライブラリに指定できる特性定義の数に制限はありません。「ビーム断面」(Beam Sections)「シェル特性」(Shell Properties)「ばね特性」(Spring Properties) の各ダイアログボックスのライブラリリストを使用して、これらのライブラリに特性定義を追加するか、特性定義をライブラリからモデルに移動します。Creo Simulate でライブラリを保存する方法については、ライブラリファイルの管理を参照してください。
ライブラリへの追加 - 特性定義を作成した後、該当するダイアログボックスで左矢印ボタンを使用して、モデルのエンティティリストからライブラリのエンティティリストに定義を移動します。この操作により、カレント特性定義がライブラリに追加されます。最初の特性をモデルのエンティティリストからライブラリのエンティティリストに移動した直後に、Creo Simulate で特性に固有のライブラリファイルが作成され保存されます。
追加する特性定義と同じ名前の定義がすでにライブラリに存在する場合は、Creo Simulate でそれを伝えるメッセージが表示され、既存の定義を上書きするかどうか確認を求められます。「いいえ」(No) を選択すると、Creo Simulate でカレント定義はライブラリに追加されません。
モデルのエンティティリストにある特性定義は、ライブラリのエンティティリストにある同じ名前の特性定義で上書きできません。ライブラリにすでにある定義と同じ名前の特性定義を新規作成した場合、左矢印ボタンは使用できなくなります。
ライブラリ定義の編集 - ライブラリの特性定義を編集するには、右矢印ボタンを使用して、ライブラリのエンティティリストからモデルのエンティティリストに編集対象の特性定義を移動し、「編集」(Edit) を選択して、特性定義を作成するのに使用したダイアログボックスを開きます。編集が終了したら、左矢印ボタンを使用して、特性定義をライブラリのエンティティリストに戻します。