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モデルの設定
Creo Simulate で新しいモデルを使用する場合は、操作するモード、およびモデルタイプを指定する必要があります。これには、「ホーム」(Home) > 「モデル設定」(Model Setup) の順にクリックして「モデル設定」(Model Setup) ダイアログボックスを開きます。このダイアログボックスには次のアイテムがあります。
「機能モード」(Capability Mode) - 機能制限付きモードであるCreo Simulate LiteCreo Simulate を実行するには、「Creo Simulate Lite」チェックボックスをオンにします。Creo Simulate を標準統合モードで実行するには、「Creo Simulate Lite」チェックボックスをオフにします。Creo Simulate Lite は、Creo Parametric のライセンスで実行できます。Lite モードで作業する場合、Creo Simulate のライセンスは必要ありません。
 
*注記 Creo Simulate Lite は統合モードでのみ使用できます。スタンドアロンモードでは使用できません。
「モード」(Mode) - デフォルト状態ではネイティブモードで動作します。FEM モードで作業する場合は、「FEM モード」(FEM Mode) チェックボックスをオンにします。ネイティブモードで作業する場合は、「FEM モード」(FEM Mode) チェックボックスをオフにします。
「アドバンス」(Advanced) ボタン - 「モデル設定」(Model Setup) ダイアログボックスのアドバンス部分を開き、3D モデリングまたは 2D モデリングを選択します。デフォルトは、3D モードです。モデルを最初から 3D モデルとして処理する場合は、「アドバンス」(Advanced) ボタンを使用する必要はありません。ただし、すでにモデルを 2D モデルとして指定している場合で、3D モデルに変換するときは、「アドバンス」(Advanced) ボタンを選択して、モデルを 3D として再定義する必要があります。
 
*注記 FEM モードでは 3D モデリングのみがサポートされるので、Creo Simulate「FEM モード」(FEM Mode) チェックボックスをオンにした場合、「アドバンス」(Advanced) ボタンは無効になります。
「デフォルトインタフェース」(Default Interface) - デフォルトのインタフェースタイプを選択できます。メッシュ作成時や解析時にデフォルトインタフェースを使用して部品モデルやアセンブリモデル内の構成部品を結合できます。デフォルトでは、Creo Simulate でデフォルトのインタフェースタイプとして「結合」(Bonded) が選択されます。
「モデル設定」(Model Setup) ダイアログボックスを使用してモデルを定義してモデルを保存すると、Creo Simulate によってその設定情報がモデルに保存されます。機能モード、モデルタイプ、またはモードを変更する場合、「ホーム」(Home) > 「モデル設定」(Model Setup) の順にクリックすると、「モデル設定」(Model Setup) ダイアログボックスが開いてカレント設定が表示されます。これらの設定を変更することで、機能モード、モード、またはモデルタイプを切り替えることができます。
1 つの製品またはモードだけで作業し、通常は 3D モデルを操作する場合、コンフィギュレーションオプションを使用することで、Creo Simulate への切り替えを円滑に行うことができます。この方法が便利な状況として、次の 2 つがあります。
主に 1 つの製品で作業する場合 - たとえば Thermal モードでは、コンフィギュレーションオプションsimulation_modethermal に設定できます。このように設定した場合、モデルを初めて開くと、Creo Simulate は必ず Thermal モードで起動します。
ほとんど FEM モードで作業する場合、コンフィギュレーションオプション simulation_fem_modeyes に設定できます。このように設定した場合、モデルを初めて開くと、Creo Simulate は必ず FEM モードで起動します。Creo Simulate に切り替えたときに、「モデル設定」(Model Setup) ダイアログボックスの「FEM モード」(FEM Mode) チェックボックスはオンのままになっています。ネイティブモードに切り替えるには、このチェックボックスをオフにします。