プリズム要素

六面体要素と五面体要素によってメッシュするモデル内の領域を選択するには、プリズム要素タイプの AutoGEM 制御を使用します。このタイプの制御では、モデルのメッシュ時に六面体要素と五面体要素が作成されます。通常、この制御方法では、作成される要素の数は四面体要素のみを使用した場合よりも少なくなります。この結果、必要なソルバー時間が短くなります。

プリズム要素 AutoGEM 制御を使用したメッシュの外観については、サンプルトピックを参照してください。

「解析モデル化」(Refine Model) をクリックし、次に

「制御」(Control) の横の矢印をクリックします。

「プリズム要素」(Prismatic Elements) をクリックします。「プリズム要素制御」(Prismatic Elements Control) ダイアログボックスが開きます。

「プリズム要素制御」(Prismatic Elements Control) ダイアログボックスで次の情報を指定します。

• 「名前」(Name) - AutoGEM 制御の名前を指定するか、デフォルトの名前を使用します。

• 「押し出し方向」(Extrude Direction) - プリズム領域の押し出し方向を定義する軸、直線エッジ、直線カーブ、またはサーフェスを選択します。サーフェスを選択した場合、押し出し方向はサーフェスに対して垂直になります。エッジ、カーブ、または軸を選択した場合、押し出し方向は選択したアイテムに沿った方向になります。

• 「参照」(References) - プリズム要素 AutoGEM 制御を作成するアセンブリの構成部品またはモデルのボリュームを選択します。選択した 1 つの押し出し方向に対して、複数の構成部品またはボリュームを選択できます。選択した押し出し方向に有効なボリュームまたは構成部品のみを選択できます。押し出し方向をまだ選択していない場合、任意のボリュームまたは構成部品を参照として選択できます。