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エッジ長さ/曲率制御
「解析モデル化」(Refine Model) をクリックし、次に 「制御」(Control) の横の矢印をクリックします。 「エッジ長さ/曲率」(Edge Length By Curvature) をクリックします。「エッジ長さ/曲率制御」(Edge Length By Curvature Control) ダイアログボックスが開きます。この制御を使用して、カーブサーフェスに隣接する比較的小さな要素を作成します。
要素の予想エッジ長さと凹状サーフェスの半径の比を指定して、単純なモデルであれば高い応力が加わる可能性がある、カーブ、フィレット、穴などの領域に隣接する高密度の要素メッシュを作成します。たとえば、モデルに半径が 5 単位の凹状境界サーフェスがある場合、比として 2 を指定すると、凹状境界サーフェスに隣接する、長さが 10 単位以下の要素エッジが作成されます。
この比のデフォルト値を変更するには、コンフィギュレーションオプション sim_agem_edge_by_crv_default を使用します。
アセンブリでは、トップアセンブリに「エッジ長さ/曲率」(Edge Length by Curvature) を定義する必要があり、この定義がアセンブリ全体に適用されます。アセンブリをメッシュする際、部品や構成部品にそれまでに指定されているその他のメッシュ制御は Creo Simulate ですべて無視されます。
 
*注記 「エッジ長さ/曲率」(Edge Length By Curvature) 制御をモデル全体に自動的に適用するには、コンフィギュレーションオプション sim_agem_edge_crv を使用します。
「エッジ長さ/曲率制御」(Edge Length By Curvature Control) ダイアログボックスで次の情報を指定します。
「名前」(Name) - AutoGEM 制御の名前を指定するか、デフォルトの名前を使用します。
「参照」(References) - 次のいずれかの参照タイプを指定し、適切なジオメトリを選択します。ダイアログボックスを開く前に有効なジオメトリ参照を選択している場合、ダイアログボックスが開いたときに、選択したジオメトリ参照がコレクターに表示されます。選択していない場合、次のいずれかを選択します。
「サーフェス」(Surface) - 個別サーフェス、境界サーフェス、またはダイナミックサーフェス。
「構成部品」(Components) - 部品モードでは、部品が選択されます。アセンブリモードでは、「エッジ長さ/曲率」(Edge Length by Curvature) 制御を適用する構成部品を選択できます。
「プロパティ」(Properties) - 次のプロパティを指定します。
「エッジ長さ/曲率半径の比」(Edge Length/Radius of Curvature ratio) - 比を正の実数として指定します。このフィールドにはパラメータを指定できます。正の実数の代わりにパラメータを指定できます。
「有効な最小曲率半径」(Ignore Radius of Curvature below) - 指定した値より小さい曲率半径をもつカーブを無視するには、このチェックボックスをオンにします。横のリストから曲率半径の長さの単位を選択するか、「モデルの %」(% of Model) を選択して曲率半径をモデルの長さのパーセントで表します。このフィールドにはパラメータを指定できます。正の実数の代わりにパラメータを指定できます。
 
*注記 直交座標でモデルを囲む境界ボックスの対角線の長さを測定することで Creo Simulate によってモデルのサイズが求められます。
 
*注記 「エッジ長さ/曲率」(Edge Length by Curvature) は 3D モデルおよびメッシュボリュームでのみ選択できます。
サーフェスセットの詳細については、「基本的な機能」のヘルプを参照してください。
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