Creo Simulate > Structure 問題および Thermal 問題のモデリング > メジャー > 「メジャーの定義」ダイアログボックス > Structure でのメジャーの定義 > メジャー量 > 自動計算メジャー
  
自動計算メジャー
ほかのユーザー定義メジャーでは計算できない値を測定するには、自動計算メジャーを使用します。自動計算メジャーは、ほかの任意のユーザー定義メジャー、自動計算以外のメジャー、モデルにすでに存在するメジャーなどを参照する関数として定義できます。
「自動計算メジャー」(Computed Measure) を選択すると、「メジャーの定義」(Measure Definition) ダイアログボックスの「定義式」(Expression) 入力ボックスに代数式を直接入力することができます。「利用可能な関数コンポーネント」(Available Function Components) ボタンをクリックして「シンボルオプション」(Symbolic Options) ダイアログボックスを開き、定義式を構築することもできます。「シンボルオプション」(Symbolic Options) ダイアログボックスには、次の情報が表示されます。
「変数」(Variables) - 定義済みのすべてのメジャーを表示します。これらのメジャーは、定義中の関数に対する独立変数として使用できます。
特定の定義式に使用する独立変数メジャーはすべて、評価タイプが同じある必要があります。たとえば、1 つのメジャーが「ステップごと」(At Each Step) である場合、選択するほかのすべてのメジャーも「ステップごと」(At Each Step) である必要があります。また、変数として使用しているメジャーを後で削除した場合、Creo Simulate で自動計算メジャーも削除されますが、その場合に警告メッセージは表示されません。
「定数」(Constants)「オペレーション」(Operations)「関数」(Functions) - 定義式で使用できるさまざまなタイプのシンボルを表示します。動解析で使用するために自動計算メジャーを作成する場合は、関数を線形になるように組み合わせてください。
「変数」(Variables) ボックスの独立変数と各ボックスのシンボルをクリックすると、Creo Simulate でそれらは「定義式」(Expression) 入力ボックスに配置されます。
自動計算メジャーを作成する際は、作成する定義式が関数として正しいことを確認してください。Creo Simulate では、作成した定義式の有効性は確認されないので、「フォンミーゼス応力 + 変位マグニチュード」のように間違った定義式を作成すると、自動計算メジャーの結果は意味を持たなくなります。
メジャー定義の量に戻る