Structure では、以下の動解析を実行できます。

ユーザー定義メジャーは、動解析に特に重要です。ある時間内の一点におけるモデルの動作を測定できます。また、周波数関数としてモデルの動作を調べることもできます。実際、ランダム応答解析に適用できるのは、ユーザー定義メジャーだけです。時刻歴応答解析では、ユーザー定義メジャーを使用して、ある時間の範囲を超えて、またはある時間内の一点における測定量を一連の時間間隔 (または 時間ステップ) で定義できます。周波数応答解析およびランダム応答解析では、ユーザー定義メジャーを使用して、測定する量を所定の周波数間隔または 周波数ステップ で定義できます。

ユーザー定義メジャーを動解析に追加するために使用する方法は、基本解析に使用する方法とは少し異なります。主な違いは、最も動的な動解析のメジャーは時間または周波数に関するメジャーを定義する必要があることです。

例外は、時間および周波数に依存しない衝撃応答解析のメジャーです。衝撃応答解析で使用するメジャーを定義する方法は、基本解析で使用する応力メジャー、変位メジャー、または回転変位メジャーを定義する方法と同じです。したがって、衝撃応答については衝撃応答解析を参照してください。

動解析のユーザー定義メジャーを定義する場合は、時間ベースの計算または周波数ベースの計算を含むメジャーを指定します。このタイプのメジャーの定義時に、量、成分、空間的評価方法、および時間または周波数評価方法を指定します。Creo Simulate では、メジャーの指定について次のようなオプションがいくつか用意されています。

動解析で使用するメジャーのグラフィックによる概説については、動解析メジャーの選択を参照してください。

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