荷重補間
「荷重補間」(Load Interpolation) ダイアログボックスを使用して、補間ポイントの
追加、
プレビュー 、または
削除や、各ポイントの値の入力または編集を行います。ジオメトリ上の 2 つから 4 つの補間ポイントを使用でき、ポイントごとにスケール係数を割り当てることができます。
一部のエンティティには、Creo Simulate でデフォルトの補間ポイントが次のように選択されます。
エンティティ
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デフォルトの補間点
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開いているカーブ、エッジ
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終点
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サーフェス
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なし
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デフォルト以外の補間ポイントを使用する場合は、デフォルトを削除してから新規の補間ポイントを作成します。
荷重を補間する場合は、次の点に注意してください。
• 最低でも 1 点の値がゼロ以外でなければなりません。補間した荷重には、0 から 1 の範囲内のスケール係数を使うのが一般的です。ただし、元の荷重の値またはベクトルを乗して増やす場合は、大きい値を使用できます。
• 各値はスケール係数です。
Creo Simulate では、フォースまたはモーメントの値 (構造荷重の場合) または
熱伝達率の値 (熱荷重の場合) に特定の位置での補間値を掛けて、その位置における荷重ベクトルが決まります。
• スケール係数は、正の値または負の値のどちらでも定義できます。負の値で定義すると、荷重方向が逆になります。さらに、荷重値を負の数値にして負のスケール係数を使用すると、符号が互いに打ち消されて荷重値が正の値になります。
• 荷重値を入力する前に補間点を入力してスケール係数を追加すると、Creo Simulate で「FY」がデフォルト値の 1 になります。