• Structure では、重力荷重と遠心力荷重の場合を除いて、荷重は関連の解除された全荷重 1 点付加 (TLAP) としてインポートされます。各荷重はジオメトリ参照と関連付けて、Structure のセッションを完了したときにモデルに荷重が残るようにする必要があります。

• Structure で Mechanism Design から荷重がインポートされるとき、関連の解除された TLAP のデータム点が存在しない限り、データム点が作成されます。Mechanism Design の直線移動ジョイント軸の反力を基にした荷重の場合、データム点の位置は、選択したボディのゼロ参照平面と直線移動軸の交差点になります。ゼロ参照平面の位置を変更するには、Mechanism Design の「ジョイント軸設定」(Joint Axis Settings) ダイアログボックスを使用します。

• Mechanism Design で荷重がボディの LCS を基準にして定義されます。これらの荷重を Structure にインポートする際は、モデルの WCS を基準にして荷重が定義されます。

• 「メカニズム荷重インポート」(Mechanism Load Import) ダイアログボックスの名前をハイライトして重力加速度荷重の方向を表示すると、シェード矢印が構成部品の重心に表示されますが、アイコンはモデルの WCS に表示されます。

• Mechanism Design から単一の遠心力荷重にインポートされた慣性角速度成分 Centrifugal1_Vel と加速度成分 Centrifugal1_Acc が Structure で組み合わされます。Structure の遠心力荷重を編集する際に、「遠心力荷重」(Centrifugal Load) ダイアログボックスに速度成分と加速度成分のマグニチュードが表示されます。