方向ポイント/マグニチュードの「始点」と「終点」
「方向ポイント / マグニチュード」(Dir Points & Mag) オプションのこれらの入力フィールドを使用して、角加速度ベクトルの方向を次のように定義します。
• 「始点」(From) フィールドで指定する点から「終点」(To) フィールドで指定する点への方向が、荷重ベクトルの方向となります。
• 選択矢印を使用してフィールドに入力し、ポイントまたは頂点を選択します。
選択矢印を使用してこれらのフィールドにポイントを指定すると、そのポイントの位置は、選択したポイントの WCS 座標に変換されます。ポイント選択時に UCS がアクティブの場合でも変換されます。
ポイントを参照位置として使用すると、ベクトルと定義するポイントとの関係が切り離されます。つまり、感度解析または最適化検討でポイントが移動しても、ベクトルはそのまま残ります。
• 2D 軸対称モデルでは、角加速度ベクトルは常に WCS の Y 軸に平行なので、これらのフィールドには入力しません。
• 2D 平面歪みモデルおよび 2D 平面応力モデルの場合は、「終点」(To) フィールドだけを使用します。角加速度ベクトルは、その軸の位置を通り、WCS の XY 平面に垂直です。加速度の方向は、右手の法則を使用して決定します。