Creo Simulate > 参照リンク > ポイントの Structure 荷重
  
ポイントの Structure 荷重
荷重を定義する場合には、モデルにデータム点を追加する必要がある場合があります。荷重をポイントに適用する場合は、以下の点に注意してください。
ポイントに適用されるフォースとモーメント - 単一のポイント、頂点、ポイントフィーチャー、またはポイントのパターンが選択できます。ポイントにフォースとモーメント荷重を適用すると、モデルの一部分に高い応力が加わることになります。
補間荷重 - 補間荷重を適用する場合には、荷重変化を計算する際にデータム点が必要になる可能性があります。
補間されたサーフェス荷重では、2 つから 4 つのデータム点が必要になります。補間カーブにはデータム点を追加する必要はありません。デフォルトの補間ポイントとしてカーブの終点が使用されるためです。終点を使用しない場合には、カーブに最大 4 つまでのデータム点を追加できます。
全荷重 1 点付加 (TLAP) - 単一ポイントに対する全荷重に適用する場合に、このオプションを使用します。このオプションでは、点の荷重合力に静的に相当する分布荷重が作成されます。
ベクトルまたは軸を基準にした荷重 - ベアリング荷重など、ベクトルを必要とする荷重を適用する場合には、座標を使用するかデータム点を選択して、ベクトルを定義することができます。データム点の方法を選択する場合には 2 つのデータム点を定義して、ベクトルの方向を示す必要があります。
遠心力荷重荷重など軸を基準にした荷重でも、座標の代わりにデータム点を使用して軸を定義する場合には、2 つのデータム点が必要です。
合力荷重 - 合力荷重をレビューする場合には、合力荷重を計算する位置にデータム点を追加する必要があります。
ほとんどの荷重では、荷重を定義する際にデータム点を追加できます。これらのデータム点は、Creo Simulate セッションでのみ利用可能です。Creo Parametric レベルで作業している場合には、部品またはアセンブリ上にこれらは表示されません。
モデルにデータム点を追加するには、Creo Parametric で作成してから Creo Simulate に入ります。後者の場合には、Creo Parametric セッションでもデータム点を利用できます。