指定範囲外のフォース-たわみテーブル関数
一般的なテーブル関数では、指定範囲外に関数が延長される場合、最後に指定されている値で一定であると Creo Simulate によって見なされます。
テーブル関数として定義されているフォース-たわみカーブでは、Creo Simulate で指定範囲外に関数が延長される場合、範囲の終点と同じ傾きでカーブが延長されます。
1. Creo Simulate での一般的なテーブル関数
2. フォース-たわみテーブル関数
図 1 は、一般的な Creo Simulate テーブル関数のグラフを示しています。このテーブル関数に指定されている範囲は、第 1 象限の点 A と第 3 象限の点 B で終了します。範囲 AB の外の点については、グラフは X 軸に対して一定または平行になります。
図 2 は、フォース-たわみテーブル関数のグラフを示しています。このテーブル関数に指定されている範囲は、第 1 象限の点 C と第 3 象限の点 D で終了します。この場合、範囲 CD の外の点については、グラフの傾きは点 C と D における傾きと等しくなります。
