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ビーム座標系
Creo Simulate でビームを作成するときに指定できる特性の 1 つに、ビーム回転方向があります。ビーム回転方向により、荷重が適用される軸とビームの関係が決まり、結果の計算方法が決まります。ビーム回転方向の指定方法を理解するには、まず、Creo Simulate で使用される次の 3 種類の座標系について知る必要があります。
ビーム形状座標系 (BSCS) - ビーム形状座標系を基準としてビーム断面が作成されます。
ビーム処理座標系 (BACS) - ビーム処理座標系を基準として定義された位置のビームに荷重が適用されます。
ビーム中心の主座標系 (BCPCS) - ビーム断面に基づいて BCPCS が定義され、この座標系での結果の大半がレポートされます。
ビームを作成するとき、「ビーム定義」(Beam Definition) ダイアログボックスの「Y 方向」(Y Direction) オプションを使用して、BACS と WCS の関係を指定します。「ビーム回転方向定義」(Beam Orientation Definition) ダイアログボックスのオプションを使用して、BACS から BSCS へのオフセットを指定できます。
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