メッシュの番号付け (FEM モード)

「ホーム」(Home) をクリックし、次に

「制御」(Control) の横の矢印をクリックします。

「メッシュの番号付け」(Mesh Numbering) をクリックして「メッシュ番号付け制御」(Mesh Numbering Control) ダイアログボックスを開き、構成部品にさまざまな節点 ID と要素 ID の範囲を設定できます。さらに、このメッシュ制御では、メッシュにローカルなエンティティにさまざまな ID 範囲を設定できます。このようなエンティティの例としては、シェル特性、ビーム特性、接触特性、荷重、拘束条件、座標系、材料、などがあります。

• トップレベルアセンブリのメッシュ ID と構成部品のメッシュ ID の矛盾を解決する。Creo Simulate で、トップレベルアセンブリの構成部品の節点、要素、およびローカルメッシュエンティティに番号を付ける場合には、あらかじめメッシュされた構成部品の番号付けにかかわらず、常に番号を 1 から開始します。「メッシュの番号付け」(Mesh Numbering) メッシュ制御を使用すると、トップレベルアセンブリのメッシュ ID の範囲を、あらかじめメッシュしたすべての構成部品よりも大きい番号に設定できます。

• あらかじめメッシュした 2 つの構成部品が、部分的にまたはすべてが重なっている節点、要素、およびローカルメッシュエンティティの ID を持っている場合に発生する矛盾を解決する。ただし、この手法を使用して、同じアセンブリ内部のあらかじめメッシュした構成部品の 2 つのインスタンス間の ID の矛盾を解決することはできません。この場合は、トップレベルアセンブリから適用された「メッシュ ID オフセット」(Mesh ID Offset) メッシュ制御を使用する必要があります。

注記部品に作成されているメッシュ番号付け制御はアセンブリレベルでは適用されません。アセンブリでは、これらはモデルツリーに

アイコンとともに表示されます。

• 「最初の ID」(First ID) - 節点、要素、およびローカルメッシュエンティティの最初の ID を指定します。

• 「最後の ID」(Last ID) - 節点、要素、およびローカルメッシュエンティティの最新の ID を指定します。この項目は空白にしておくことができます。

メッシュの結果、「最後の ID」(Last ID)で指定した値を超えるメッシュ ID が生成されると、メッシュに矛盾があることを示す警告メッセージが表示され、メッシュが停止します。この問題は、「最後の ID」(Last ID) の値を大きくすることによって解決できます。

アセンブリの場合、トップレベルのモデルだけにこれらの ID が定義されます。部品モードに切り替えてアセンブリ内部の ID の矛盾を解決する場合は、部品の新しい範囲が、それまで矛盾していなかった別のアセンブリ構成部品の範囲と矛盾していないことを確認してください。

メッシュしていない構成部品に「メッシュの番号付け」(Mesh Numbering) メッシュ制御を適用すると、メッシュジェネレータはこのメッシュ制御だけを守ります。構成部品がメッシュされている場合、メッシュジェネレータは、これらのメッシュ制御をユーザーに何も知らせず無視します。