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ストラテジー: 形状的に一貫性のある節点位置の確立
次の方法を使用すると、階層メッシュのあらかじめメッシュした構成部品に形状的に一貫性のある節点位置を確立できます。
1. アセンブリモードで、完全に接触する 2 つのサーフェスの対になるサーフェス上にデータム点を作成します。対になるサーフェスがない場合は、データムサーフェスを作成します。
2. 2 つの接触するサーフェス上にデータム点を投影します。これで、形状的に揃った 2 つのデータム点が作成されるはずです。
3. あらかじめメッシュした構成部品で部品モードに入り、アセンブリレベルのデータム点と同じ位置に部品レベルのデータム点を作成します。アセンブリレベルのデータム点を参照として使用し、オフセット 0, 0, 0 を入力することによって、部品レベルのデータム点を配置できます。
4. 部品レベルのデータム点を剛点として定義し、構成部品をメッシュします。
5. アセンブリモードに戻り、あらかじめメッシュした構成部品上の剛点と、メッシュしていない構成部品上の一致するデータム点の間に長さゼロのばねを追加します。
 
*注記 長さゼロのばねはアドバンスばねなので、その方向は座標系を使用して定義する必要があります。両方のコンポーネントがあらかじめメッシュされている場合は、各構成部品上の形状的に揃っている剛点を使用して長さゼロのばねを作成します。
トップレベルアセンブリをメッシュすると、形状的に揃ったポイントを配置したすべての位置に一致する節点が Creo Simulate によって作成されます。ただし、このプロセスでは、サーフェスが必ず形状的に一貫性のある節点を持つようになりますが、サーフェスのメッシュはそれぞれ異なる場合がある点に注意してください。
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