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質量とばね要素
Structure では、用途が特別な 2 つの要素である質量とばねをモデルに追加できます。これらの要素によって、モデルの動作をより正確にモデル化できます。この 2 つの要素タイプについて、概要を以下に示します。
質量 - 質量要素とは、特定の形状を持たない集中質量を表すのに使用される 1 点の要素を指します。オブジェクトの質量によって、並進運動と回転に対するそのオブジェクトの抵抗が決まります。質量要素には、次の特徴があります。
重力加速度荷重または遠心力荷重を含む解析以外の静解析には効果はありません。
固有値解析または動解析に効果があります。
Creo Simulate で質量をモデルに追加するには、質量モデル化を使用します。
ばね - ばね要素は線形弾性ばね結合を表し、ポイント間またはポイントからグランドに定義できます。ばねの特徴は次のとおりです。
ばねを配置した位置に剛性が適用されます。
モデル内で拘束として作用し、場合によっては、必要な拘束のすべてになることもあります。ただし、ばねにより、一方向の自由度が除去される一方で、それ以外の方向の移動を自由にすることができます。ポイントとグランド間のばねを使用している場合は、ばねがグランドに結合するポイントで、モデルが完全に拘束されます。
Creo Simulate でばねをモデルに追加するには、ばねモデル化を使用します。