Creo Simulate > Structure 問題および Thermal 問題のモデリング > メッシュ > ネイティブモードのメッシュ > AutoGEM メッシュの作成 > サーフェス > サーフェスの使用
  
サーフェスの使用
「サーフェス」(Surface) オプションを選択すると、Creo Simulate で 1 つまたは複数のサーフェスを選択するよう求められます。次に、モデルの予備処理が開始します。事前処理によって、モデルのサーフェスとトポロジーがメッシュ可能であるかどうかを判断するためにモデルが評価され、モデルをメッシュする準備が整えられます。要素制限やその他の条件などから、モデルをメッシュできないことがこの段階で判断されると、メッセージが表示されます。
事前処理が完了すると、モデルのシェル要素のセットが作成されます。AutoGEM は、さまざまな要素の組み合わせを試して、条件に最も適したセットを見つけることにより、要素の最適化を図ります。
 
*注記 通常、シェルの場合の要素の最適化はすぐに完了します。時間がかかり過ぎると思われる場合は、処理を中断できます。
「AutoGEM 設定」(AutoGEM Settings) ダイアログボックスの「設定」(Settings) タブで「四角形と三角形」(Quad and Tri) オプションを選択した場合、AutoGEM は、要素の完全なセットを作成した後で、可能な場合は要素の数を減らすよう試みます。AutoGEM では、三角形要素を四角形要素に組み合わせることにより、要素数が削減されます。AutoGEM を中断できる場合は、この段階が完了するまで待つと、要素数を大幅に削減 (多くの場合半減) できます。
AutoGEM では、ビーム、ばね、質量などのモデル化がモデルに含まれる場合、サーフェスが最初にメッシュされ、シェル要素が追加されます。その後で、ビーム、ばねなどが追加されます。
AutoGEM が正常に完了すると、「AutoGEM のサマリー」(AutoGEM Summary) ダイアログボックスが開きます。AutoGEM が正常に完了しない場合は、問題を説明するメッセージまたはメッセージボックスが表示され、その情報がログファイルに追加されます。
「サーフェス」に戻る