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ストラテジー : 設計変数の使用
Creo Simulate では、設計変数を使用して、感度解析検討および最適化検討実行中に確認する設計領域を定義できます。設計変数を定義する場合は、製造に関する拘束および公差の範囲内で変化させることができるモデルの要素を指定します。これらの要素に対して 0% から 100% の範囲で変化する個々の設計変数を定義します。同時に複数の要素を 1 つの単位として変化させる場合は、要素を同時に移動するリレーションを構築し、そのリレーションを設計変数として使用します。
グローバル感度解析検討では、「設計検討オプション」(Design Study Options) ダイアログボックスの「モデルの形状アニメーション」(Shape animate the model) ボタンを使用して、特定の検討で使用する設計領域全体でモデルのジオメトリとメッシュが有効であることを確認します。
希望どおりに修正するために、一部の設計変数の制限を変更することや、設計変数を追加することが必要になる場合があります。次の方法を使用して、モデルに対する設計変数の影響をレビューします。
グローバル感度解析検討を実行する前に、「モデルの形状アニメーション」(Shape animate the model) を使用し、各パラメータの値を検討に使用する範囲に設定します。次に、これらの各範囲におけるモデルの変化のアニメーションをレビューします。
たとえば、カーブの半径をその範囲の 100% に設定し、そのカーブの直線移動をその範囲の 0% に設定すると、ジオメトリの形状は大きく変化することがあるので、この組み合わせを使用して形状をレビューします。
ローカルおよびグローバル感度解析検討の結果を使用し、目標を達成するために特定の設計変数がどのように変更するか予測することもできます。この情報を使用して、最適化検討用に設計変数の範囲を設定します。