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リレーション使用のガイドライン
Creo Simulate でリレーションを使用する場合は、次のことに注意します。
依存寸法を設計変数として使用することはできません。依存寸法とは、リレーションの左側に表示される寸法です。モデルに依存寸法が含まれる場合、Creo Simulate での設計変数の定義中にその依存寸法は表示されません。
依存寸法を設計変数として使用する必要がある場合、その寸法を独立寸法にするようリレーションを再定義してください。依存リレーションの詳細については、設計変数のエラーおよび Creo Parametric パラメータを参照してください。
「ツール」(Tools) > 「リレーション」(Relations) を使用してリレーションを追加できます。
設計変数でネスト化されたリレーションを使用できます。これを行う場合、Creo Parametric ですべてのリレーションが順次リストに保持されます。リストを参照するときに、Creo Parametric は、最初のリレーションから順次リレーションを満たそうとします。
このため、ネスト化されたリレーションの場合は、最初に最上位レベルのリレーションを定義して、順に下位レベルへと作業するようにします。ネスト全体を、指定した順序で下方に作業しないと、Creo Parametric ですべてのリレーションは満たされません。
設計変数を使用してシェルモデルの厚みを変更する場合は、シェルペアを作成する両サーフェスが、反対の方向に等距離移動することを確認する必要があります。このタイプの移動により、厚みの変更中に中間サーフェスの正しい位置が維持されます。
データム平面または部品のエンティティに対するペア化されたサーフェスを寸法表示する場合、2 つのペア化されたサーフェス間のリレーションを設定すると容易に効果が得られます。
この場合、データム平面を中間サーフェスで作成し、その平面によってリレーションを書き込めます。代わりに、中間サーフェスから寸法エンティティへの距離を絶対値として扱い、リレーションをその値によって書き込むこともできます。
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