NASTRAN での剛体リンク
FEM 解析を実行すると、コンフィギュレーションオプション
fem_output_rigid_link_as_rbar の値と作成される剛体リンクのタイプに応じて、
Creo Simulate によって RBAR または RBE2 カードが
出力.nas ファイルに書き込まれます。
コンフィギュレーションオプションが no に設定され、剛体リンクの依存側に複数の節点がある場合、RBE2 カードが .nas ファイルに書き込まれます。コンフィギュレーションオプションが yes に設定されているか、剛体要素の依存側に単一の節点がある場合、RBAR カードが .nas ファイルに書き込まれます。
コンフィギュレーションオプション fem_output_rigid_link_as_rbar がデフォルト値の no に設定されている場合、Creo Simulate では次のタイプのアドバンス剛体リンクが単一 RBE2 カードとして .nas ファイルに書き込まれます。
• 独立側が単一の点/依存側が複数の点。
• 独立側が単一の点/依存側がエッジまたはカーブ。
• 独立側が単一の点/依存側が 1 つまたは複数のサーフェス。
• 独立側が点のパターンまたは点ダイナミックフィーチャー/依存側が複数の点。
• 参照として点、エッジ、カーブ、サーフェスを使用したすべての単純剛体リンク (ただし、依存側は複数の節点を使用して作成されている)。
次のタイプのアドバンス剛体リンクでは、コンフィギュレーションオプション fem_output_rigid_link_as_rbar の値に関係なく、Creo Simulate によって RBAR カードが書き込まれます。
• 独立側が点フィーチャーまたは点のパターン/依存側がエッジ、カーブ、またはサーフェス。
• 独立側がサーフェス/依存側がサーフェス。
• 独立側と依存側両方が点フィーチャーまたは点のパターン。
• Creo 1 より前のリリースで作成されたアドバンス剛体リンク要素があるすべてのメッシュファイル。
次のタイプの単純剛体リンクでは、コンフィギュレーションオプション fem_output_rigid_link_as_rbar の値に関係なく、Creo Simulate によって RBAR カードが .nas ファイルに書き込まれます。
• 依存側に節点が 1 つしかない場合。
• Creo 1 より前のリリースで作成された単純剛体リンク要素があるすべてのメッシュファイル。