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インタフェースのタイプ
インタフェースは、モデル内の構成部品またはサーフェスを接続します。Creo Simulate では、アセンブリモデル内の構成部品を接続するデフォルトのインタフェースが作成されます。「解析モデル化」(Refine Model) > 「インタフェース」(Interface) の順にクリックすることで、アセンブリモデルまたは部品モデルにインタフェースを作成できます。FEM モードでは、インタフェースを使用してキルトを接続できます。
Creo Simulate では、モデル内の一致する構成部品やサーフェスの接続に、次のタイプのインタフェースが使用されます。
「結合」(Bonded) - このインタフェースは Structure モジュールと Thermal モジュールの両方で使用できます。結合インタフェースを使用して接続されている構成部品またはサーフェスは、解析中、常に接触しています。接続されている構成部品またはサーフェス間で、加えられているフォースが転送されます。Creo Simulate で結合インタフェースに加わる合力フォースを計算するメジャーが作成されます。メッシュ作成で、このような構成部品上のメッシュの一致する節点はマージします。
「フリー」(Free) - このインタフェースは Structure モジュールでのみ使用できます。フリーインタフェースを使用して接続されている構成部品またはサーフェスは、それぞれが離れた位置に存在します。接続されている構成部品またはサーフェス間で、加えられているフォースは転送されません。Creo Simulate でフリーインタフェースにはメジャーは作成されません。AutoGEM メッシュ中に、接続されている構成部品上の節点はマージされません。FEM メッシュ中に、Creo Simulate は接続されている構成部品上に互換性のあるメッシュを作成できます。
「接触」(Contact) - このインタフェースは Structure モジュールでのみ使用できます。接触インタフェースを使用して接続されている構成部品またはサーフェスは、別々の位置に離れることができます。接続されている構成部品またはサーフェス間で、加えられているフォースが転送されます。Creo Simulate で接触インタフェースに加わる合力フォースを計算するメジャーが作成されます。
摩擦が無限大の接触インタフェースを作成したり、接触領域内のすべりをチェックすることもできます。すべりをチェックするときの摩擦係数を指定できます。Creo Simulate ですべりインジケータメジャー、およびインタフェース間の接線方向の牽引力を計算するメジャーが作成されます。
「断熱」(Adiabatic) - このインタフェースは Thermal モジュールでのみ使用できます。このタイプのインタフェースを使用して接続されている構成部品は互いに隔てられています。構成部品またはサーフェス間で、熱転送は行われません。断熱インタフェースの特徴は、フリーインタフェースとよく似ています。AutoGEM メッシュ中に、接続されている構成部品上の節点はマージされません。FEM メッシュ中に、Creo Simulate は接続されている構成部品上に互換性のあるメッシュを作成できます。
「熱抵抗」(Thermal Resistance) - このインタフェースは Thermal モジュールでのみ使用できます。熱抵抗インタフェースでは、接続されている構成部品またはサーフェス間に温度差が生じます。インタフェース領域の熱伝導率は、構成部品自体の熱伝導率とは異なります。構成部品間で熱転送が行われ、熱伝達係数を指定する必要があります。
例: インタフェースタイプに、Creo Simulate でさまざまなタイプのインタフェースを使用して接続された 2 つの平板の例が掲載されています。
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