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Creo Simulate 1.0 より前のリリースで作成されたファスナーを含むモデルのオープン
Wildfire 5.0 以前のリリースで作成されたファスナーを含むモデルを開いた場合、モデルを使用する前にファスナーを確認する必要があります。新しい Creo Simulate ファスナーが、設計意図を最もよく表していることを確認してください。そのようなファスナーでは次の点にも注意してください。
Wildfire 5.0 以前のリリースで作成されたアドバンスファスナーには、「分離固定」(Fix Separation) に 3 つの制御オプション (onoff、および automatic) があります。単純ファスナーでは、分離固定制御は自動です。
コンフィギュレーションオプション sim_wf5_fastener_fix_separation を使用して、「分離固定」(Fix Separation)「自動」(Automatic) に設定された古いリリースのファスナーを変換する際に、「分離固定」(Fix Separation) チェックボックスの設定を制御できます。
default - 単純ファスナーまたは「分離固定」(Fix Separation)「自動」(Automatic) に設定されているファスナーは、自動的に変換されます。
yes - 単純ファスナーまたは「分離固定」(Fix Separation)「自動」(Automatic) に設定されているファスナーは、「分離固定」(Fix Separation) チェックボックスをオンにして変換されます。
no - 単純ファスナーまたは「分離固定」(Fix Separation)「自動」(Automatic) に設定されているファスナーは、「分離固定」(Fix Separation) チェックボックスをオフにして変換されます。
ファスナーを適用した部品間に接触または結合インタフェースがある場合は、「分離固定」(Fix Separation) チェックボックスをオフにする必要があります。
コンフィギュレーションオプション sim_wf5_fastener_frictionless を使用して、Creo より前のリリースのファスナーを変換する際に、「摩擦なしインタフェース」(Frictionless Interface) チェックボックスの設定を制御できます。
default - 単純ファスナーは自動的に変換されます。
yes - 単純ファスナーは、「摩擦なしインタフェース」(Frictionless Interface) チェックボックスをオンにして変換されます。
no - 単純ファスナーは、「摩擦なしインタフェース」(Frictionless Interface) チェックボックスをオフにして変換されます。
 
*注記 単純ファスナーがソリッドに接続されることが判明し、コンフィギュレーションオプションの sim_wf5_fastener_fix_separationno に設定されている場合、変換後に「摩擦なしインタフェース」(Frictionless Interface) チェックボックスは表示されません。
「せん断を持つ」(Carries Shear) チェックボックスをオンにして作成されたアドバンスファスナーは、「摩擦なしインタフェース」(Frictionless Interface) チェックボックスをオンにして変換されます。「せん断を持つ」(Carries Shear) をオフにして作成されている場合、変換されたファスナーの「摩擦なしインタフェース」(Frictionless Interface) はオフになります。
この場合、コンフィギュレーションオプションの sim_wf5_fastener_frictionless は動作に影響しません。
次の条件を満たす場合、ファスナーは「シェル結合」(Connecting Shells) を選択して作成されます。
ポイント間参照がある。
エッジ間参照があり、選択した 1 つ以上のエッジ参照がキルト上にある。
エッジ間参照があり、選択した 1 つ以上のエッジ参照が、シェルペアが定義されているソリッド上にある。