溶接フィーチャー溶接を作成するには

Creo Parametric Welding アプリケーションで作成されたグルーブタイプまたはフィレットタイプのサーフェス溶接やすべてのソリッド溶接をシミュレーションモデルに追加できます。溶接は、ソリッドモデルまたは中間サーフェス圧縮モデルに結合を作成するときに使用します。

1. 「解析モデル化」(Refine Model) >

「溶接」(Weld) の順にクリックします。「溶接定義」(Weld Definition) ダイアログボックスが開きます。

2. 名前を指定するか、デフォルトの名前をそのまま使用します。溶接に表示されるアイコンとテキストのデフォルトのカラーを変更するには、「名前」(Name) の横にあるカラーサンプルをクリックします。

4. モデルツリーまたはモデルジオメトリから、あるいはサーチツールを使用して、溶接を選択します。溶接フィーチャーの名前が「参照」(References) コレクターに表示されます。

5. 元の溶接フィーチャーのプロパティを使用して溶接を作成するには、「溶接フィーチャーの設定をオーバーライド」(Override Weld Feature Settings) がオフになっていることを確認してから「OK」をクリックします。

6. あるいは、溶接フィーチャーのプロパティを変更する場合、「溶接フィーチャーの設定をオーバーライド」(Override Weld Feature Settings) をオンにします。

溶接の「厚み」(Thickness) を指定します。横のドロップダウンリストから単位を選択するか、デフォルトの単位をそのまま使用します。メッシュ作成時に溶接は厚みがこの値になるようにシェルに圧縮されます。ソリッド溶接の場合、溶接はソリッド要素によってメッシュされるので、厚みの値を指定する必要はありません。

注記溶接フィーチャーのプロパティを使用する場合 (「Pro/WELD のフィーチャー設定をオーバーライド」(Override Weld Feature Settings) チェックボックスがオフ)、グルーブ溶接の厚みが溶け込みパラメータの値として使用されます。フィレット溶接 (サーフェス間) の場合、脚の長さの平均がこの値として使用されます。これらの値は溶接フィーチャーの設定によって決まり、溶接フィーチャーの設定を変更すると自動的に変更されます。ここでは編集できません。

溶接材料として「部品材料」(Part Material) を選択するか、「詳細表示」(More) をクリックして材料ライブラリから材料を選択します。溶接オブジェクトをメッシュに含めるには、溶接フィーチャーに材料を割り当てる必要があります。

注記エッジ-サーフェスまたはエッジ間のフィレット溶接の場合、「Pro/WELD のフィーチャー設定をオーバーライド」(Override Weld Feature Settings) は必ずオンになり、オフにすることはできません。