接触インタフェースを作成するには

1. 「解析モデル化」(Refine Model) >

「インタフェース」(Interface) の順にクリックします。「インタフェースの定義」(Interface Definition) ダイアログボックスが開きます。

2. 名前を入力するか、デフォルトの名前をそのまま使用します。インタフェースアイコンやインタフェースに表示されるテキストの色を変更する場合は、「名前」(Name) の隣にあるカラーサンプルをクリックします。

3. 「タイプ」(Type) ボックスの「接触」(Contact) を選択します。

4. 次のいずれかのタイプの参照を選択します。

5. 参照として、モデル上の有効なジオメトリエンティティを 2 つ選択します。

6. 参照タイプとして「構成部品-構成部品」(Component-Component) を選択した場合、分離距離を指定するか、デフォルト値をそのまま使用します。分離距離の単位を隣にあるドロップダウンリストで選択するか、デフォルトの単位を使用します。

7. 平面サーフェス間の角度を指定するか、デフォルト値をそのまま使用します。このオプションは、参照タイプとして「構成部品-構成部品」(Component-Component) を選択した場合にのみ使用できます。

8. サーチを制限し、平面サーフェス間にのみ接触を作成するには、「平面サーフェス間のみの接触をチェック」(Check for Contact only between planar surfaces) チェックボックスをオンにします。このオプションは、参照タイプとして「構成部品-構成部品」(Component-Component) を選択した場合にのみ使用できます。

9. 接触するサーフェスを分割するには、「分割サーフェス」(Split Surfaces) チェックボックスをオンにします。このチェックボックスはデフォルトではオフになっており、接触するサーフェスは境界に沿って分割されません。

10. 接触する構成部品とサーフェスに互換性のあるメッシュを生成しない場合、「互換性のあるメッシュを生成」(Generate Compatible Mesh) チェックボックスをオフにします。ネイティブモードでは、このチェックボックスはデフォルトでオンになっています。Creo Simulate でインタフェースのサーフェスのメッシュが生成されるときに、形状的に一貫性のある節点位置が作成されないようにするには、このチェックボックスをオフにします。

注記 FEM モードでは、「分割サーフェス」(Split Surfaces) チェックボックスをオンにした場合、このチェックボックスはデフォルトでオンになります。

11. 接触インタフェースにおける摩擦のタイプとして、「有限」(Finite)、「なし」(None)、または「無限摩擦」(Infinite Friction) を選択します。「無限摩擦」(Infinite Friction) は FEM モードでは利用できません。

12. 接触解析中に接触領域内のすべりをチェックするには、「すべりインジケータを作成」(Create Slippage Indicators) チェックボックスをオンにします。このチェックボックスは、「無限摩擦」(Infinite Friction) をオンにした場合にのみ使用できます。

13. 無限摩擦または有限摩擦のすべりメジャーの計算に使用する「静摩擦係数」(Static Coefficient of Friction) を指定します。

有限摩擦の接触でのみ、「静摩擦と同じ」(Same as static) チェックボックスをオフにし、「動摩擦係数」(Dynamic Coefficient of Friction) を指定します。