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接触の自動検出と作成
「接触を検出」(Detect Contacts) オプションは、ネイティブモードと FEM モードで、すべての 3D モデルの部品モードとアセンブリモードで使用できます。
1. 「解析モデル化」(Refine Model) をクリックし、次に 「インタフェース」(Interface) の横の矢印をクリックします。
2. 「接触を検出」(Detect Contacts) をクリックします。「自動検出接触」(Auto Detect Contacts) ダイアログボックスが開きます。
3. 接触を自動的に作成するには、1 つ以上の構成部品を選択します。「自動検出接触」(Auto Detect Contacts) ダイアログボックスを開く前に有効なジオメトリ参照を選択している場合、このダイアログボックスが開くと、「構成部品」(Components) コレクターに選択したジオメトリ参照が表示されます。部品のみを選択でき、サブアセンブリは選択できません。FEM モードではキルトを選択できますが、ネイティブモードでは選択できません。
4. 構成部品内に接触を作成するには、「構成部品内の接触をチェック」(Check for Contact within component) チェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにしていない場合、接触は構成部品間にのみ作成されます。
5. 分離距離の値を指定するか、デフォルト値 (モデルサイズのほぼ 1 パーセント) を使用します。「分離距離」(Separation Distance) オプションは、モデル内で構成部品を選択したときにのみ有効になります。「分離距離」(Separation Distance) オプションを使用して、接触の定義に使用するサーフェスペア間の最大距離を指定します。
 
*注記 Creo Simulate で、モデルのサイズは、直交座標でモデルを囲む境界ボックスの対角線の長さを測定することによって決定されます。
6. 接触定義に使用するサーフェスを自動検出するには、「角度 (平面サーフェス間)」(Angle (Between planar surfaces)) を指定するかデフォルト値の 5 度を使用します。指定可能な角度の範囲は 0 から 45 度のみです。角度制御がある平面サーフェスのみをチェックできます。
7. サーチを制限し、平面サーフェス間にのみ接触を作成するには、「平面サーフェス間のみの接触をチェック」(Check for Contact only between planar surfaces) チェックボックスをオンにします。このオプションをオンにした場合、「自動検出接触」(Auto Detect Contacts) ダイアログボックスで指定した分離距離と分離角度を満たさない非平面サーフェスは無視されます。
8. 「開始」(Start) をクリックしてモデルに接触を作成します。Creo Simulate でモデルがサーチされ、指定した距離内のサーフェスを識別して接触が作成されます。指定したサーチ基準によっては、サーチに時間がかかることがあります。選択したサーフェス間に接触がすでに存在しない場合にのみ、選択した構成部品の有効な各サーフェスペア間に新しい接触が Creo Simulate によって作成されます。
 
*注記 自動的に作成された接触インタフェースのインタフェース定義ダイアログボックスでは「分割サーフェス」(Split Surfaces) チェックボックスはオフになっています。
 
*注記 Creo Simulate で接触の自動作成を中止するには、グラフィックウィンドウの下側にある をクリックします。
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