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モデルの計算 (FEM モード)
モデルをメッシュすると、FEA ソルバーを使用してそれを計算できます。ほとんどの場合、その結果を Creo Simulate 内でレビューできます。以下では、この手順について説明します。
モデルのエクスポートとレビュー - モデルをエクスポートしてレビューすることにより、モデルのメッシュ品質やメッシュへの荷重と拘束条件の適用を調べたり、材料を確認したりします。エクスポートしたデックを外部ソルバーで使用したり、Creo Simulate 内部で FEM 解析を実行したりする前に、このステップを完了することをお勧めします。このステップは任意ですが、これを実行すると、ソルバーの実行に時間を費やす前に、希望のメッシュとモデルが得られたかどうかを確認することができます。
解析の実行 - 1 つ以上の解析定義を含むモデルをサポートされる FEA ソルバーに出力したり、サポートされるソルバーを Creo Simulate 内部から起動することによって、解析を実行します。
FEA ソルバーによって、モデル、その境界条件、および荷重の演算近似値が作成されます。次に、指定した解析に基づいてモデルの構造的整合性と熱的整合性と、シミュレーションフィーチャー、材料、およびメッシュの定義が解析されます。
FEM モードでは、NASTRAN および ANSYS の各ソルバーを Creo Simulate 内部からオンライン実行することも、バックグラウンドで実行することもできます。FEM モードでは、Creo Simulate の外部で使用できるように NASTRAN または ANSYS デックに出力したり、モデルをニュートラルファイルとして出力したりすることも可能です。
解析を実行した後、計算済みモデルをポストプロセッサにインポートして、結果をレビューできます。この作業では、モデルの動作をフリンジプロット、アニメーション、グラフなどのグラフィックで表現したものを確認し、結果に関する FEA パラメータを定義し、解析統計をレビューして、モデルの特定部分における結果情報を参照できます。