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ストラテジー : 寸法名の変更
部品に寸法を追加すると、Creo Parametric は各寸法に総称名を割り当てます。この名前は、文字 "d" で始まり、後ろに数字が 1 つ続きます。この名前は、Creo Simulate で部品に複数の寸法が関連付けられている場合は、特に混乱を招くおそれがあります。
Creo Simulate のアセンブリでは関連する部品名とともに寸法名が表示されますが、ジェネリック寸法名をわかりやすい名前に変更することで混同を防止できます。たとえば、アセンブリの各部品には、d0 という総称名の寸法が含まれています。名前が同じ 2 つの異なる寸法にパラメータを追加しようとすると、Creo Simulate でその寸法にはコロンの後に部品名が表示されます (d0:prt0001d0:prt0002 など)。
寸法名の操作について、簡単に説明します。
設計検討で変数を定義するときに、寸法名を変更できます。モデル寸法の名前を変更するには、「変数」(Variable) の名前をクリックして新しい名前を入力します。
Creo Parametric「リレーション」(Relations) ダイアログボックスにある「ユーティリティ」(Utilities) > 「寸法切り替え」(Switch Dimensions) コマンドを使用して、部品の現在の寸法名を確認できます。「リレーション」(Relations) ダイアログボックスには、「ツール」(Tools) > 「リレーション」(Relations) コマンドを使ってアクセスします。
名前を変更してから Creo Simulate にアクセスするには、標準モードで寸法表示を有効にしてから寸法を選択し、「編集」(Edit) > 「プロパティ」(Properties) コマンドを使用してください。このコマンドをクリックしたら、「寸法プロパティ」(Dimension Properties) ダイアログボックスの「テキスト寸法」(Dimension Text) タブを使用して名前を変更できるようになります。
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