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「局所メッシュ再分割」
接触解析では、収束判定方法として「シングルパスアダプティブ」(Single-Pass Adaptive) を選択した場合、このオプションで接触圧力結果の精度を向上させることができます。
このアイテムは、正確な接触圧力を得ることが解析の重要な目標である場合のみ選択します。
Creo Simulate では、以下の場合において解析時に要素メッシュを自動的に再分割し、接触圧力結果を改善します。
接触領域が接触に関与する 1 つまたは複数の要素の小部分だけを対象とし、接触圧力結果が不正確になる場合。
「局所メッシュ再分割」(Localized Mesh Refinement) を選択した場合。
Creo Simulate では、最初のパスでメッシュ再分割が失敗した場合、元のメッシュを使用して 2 番目のパスで続行します。2 番目のパスで最初のパスの結果を調べることができます。2 番目のパスで続行しない場合は、解析を中止できます。
 
*注記 複数の接触解析からなる標準設計検討で、1 つ目の接触解析では「局所メッシュ再分割」(Localized Mesh Refinement) チェックボックスがオンになり、以降の解析ではこのチェックボックスがオフになっている場合、すべての解析で結果が同じになります。これは、設計検討では、メッシュ再分割を行わない以降の解析では、1 つ目の解析で作成されて検討ディレクトリに保存された再分割済みメッシュがコピーされて使用されるためです。ただし、標準設計検討を使用せずに 2 つの接触解析を個別に実行した場合、解析ごとに結果は異なります。
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