オフライン FEA プログラムへのデータ出力
オフライン FEA プログラムを使用してモデルに有限要素解析を実行するときは、そのモデルのメッシュデータ用の出力ファイル (デック) を作成しなければなりません。このデックには、以下の項目が含まれます。
• 使用する特定 FEA プログラムと互換性のあるフォーマットで出力されたモデルのメッシュ要素と節点
• そのモデルに割り当てられたすべての材料データ
• そのモデルに割り当てられたすべての特性
• そのモデルに適用されたすべての解析
Creo Simulate では、さまざまな
FEA フォーマットで出力デックが作成されます。
アセンブリの
階層メッシュを出力する場合、
Creo Simulate で単一の出力ファイルが作成されます。MSC/NASTRAN またはそれ以外のソルバーのどちらの出力ファイルを作成するかによって、データの配置方法は次のいずれかになります。
• NASTRAN ソルバーの場合、構成部品メッシュは、Creo Simulate によって単一のファイルの複数のセクションに出力されます。各セクションには、座標系、材料、特性、節点、要素など、特定の構成部品に所属するすべての項目がまとめられます。
• NASTRAN 以外のソルバーの場合、Creo Simulate ですべてのアセンブリの節点、座標系、材料などが個別にリストされます。ソルバーは、各リストで指定される情報に従って、階層を回復します。