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ANSYS 対応のグループ化
レイヤーを使用して、モデルを論理サブ構造に分割できます。
レイヤーを持つモデルの有限要素解析の ANSYS 用出力ファイルを保存するときには、以下の点に注意してください。
1 つのモデルには単一の部品または複数の部品が含まれています。また、論理サブ構造を作成するレイヤーがある場合もあります。各レイヤーを区別するために名前を付けることができます。たとえば、スチール構造の "chord" という名前のレイヤーに、梁の弦を表すキルトを含めます。梁のウェブを表すキルトは "web" という名前のレイヤーに配置します。
要素とそれに接続されている節点を、レイヤーや部品などの下位レベルの構成部品にグループ化します。こうすると、レイヤーグループと部品グループを使用できます。グループは、対応する構成部品またはレイヤーの名前を継承します。
部品グループにはすべての要素タイプが含まれます。ソリッドジオメトリをレイヤーに配置し、それに関連付けられているソリッド要素をそのグループに配置できます。
部品グループの場合は、以下の点に注意してください。
要素または節点は、1 つ以上のグループの一部である場合があります。複数の異なるグループの要素に接続されている節点は、これらすべてのグループに表示されます。レイヤーで言及されているフィーチャーで定義されている要素は、レイヤーグループと親部品グループの両方に表示されます。
デフォルトでは、グループは ANSYS 用出力ファイルに保存されません。このためには、コンフィギュレーションオプション fem_ansys_groupingyes に設定します。
単一部品モデルで構成されるグループは、ANSYS 用出力ファイルに保存されます。つまり、1 つのモデルにつき、すべての要素とその節点を含む 1 つ以上のグループができます。レイヤーから参照される、キルト上とソリッドジオメトリ上の両方にある要素は、作成されるグループに含まれます。
ANSYS 用出力ファイルを保存するとき、レイヤー名は CMSEL コマンドで保存されます。
レイヤー作成の詳細については、「基本的な機能」のヘルプを参照してください。
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