材料特性
熱伝導率
熱モジュールの
「熱伝導率」(Conductivity) を使用して、熱
伝導率を計算するためのオプションを指定します。選択した
「ドメイン」(Domain) の
「熱伝導率」(Conductivity) は、「プロパティ」(Properties) パネルの
熱モジュールで指定できます。
• 「Constant Prandtl Number」 - 固定値または定義式に基づいて Prandtl 数として表される、選択した「ドメイン」(Domain) の熱伝導率。
• 「Constant Conductivity」 - 「Constant Conductivity」 (W/m-K) で直接的に表される、選択した「ドメイン」(Domain) の熱伝導率。
エンタルピーモデル
「Enthalpy Model」を使用して、
温度と
エンタルピーの間のリレーションを計算するためのオプションを指定します。選択した
「ドメイン」(Domain) の
「Enthalpy Model」は、「プロパティ」(Properties) パネルの
「熱」(Heat) で指定できます。オプションを以下に示します。
• 「Constant Capacity」 -
「Enthalpy Model」の
「Constant Capacity」では、容量 (
熱容量 Cp) の値を設定します。
• 「JANAF Table」 - 「JANAF Table」を使用して、選択したボリュームのエンタルピーモデルを指定します。「JANAF Table」オプションでは、JANAF データからの値に対応する温度の多項式関数の係数を入力します。
• 「User Defined Enthalpy」 - h=f(T) (
温度に対する
エンタルピーの依存性) を計算するためのユーザー定義のエンタルピーモデル。
エンタルピー式は、単位質量あたりのエネルギーの単位 (J/kg) で表す必要があり、
温度とローカル比熱 (Cp) の関数である必要があります。ローカル比熱は、
温度と種の関数 Cp=f(T,Species) です。