板金のコンフィギュレーションオプション
close_corner_relief
yes, no*
モデルが成形状態で表示されている場合に、交差するウォール間のギャップを閉じます。以前に作成されたウォールは影響を受けません。
default_abs_accuracy
<値>
テンプレートを使用しない場合のデフォルトの絶対部品精度を定義します。
コンフィギュレーションオプション default_abs_accuracy に値を定義していない場合、デフォルトの値として 0.0005 インチまたは 0.0125 mm が使用する単位系に応じて割り当てられます。
die_models_directory
<creo_load_directory>*, <absolute directory path>
<creo_load_directory> - 標準ダイモデルのライブラリに Creo Parametric のロードディレクトリを使用します。
<absolute directory path> - ダイモデルの取得元のユーザー定義の場所を指定します。
enable_flat_state
yes, no*
「モデル特性」(Model Properties) ダイアログボックスの「板金」(Sheetmetal) 領域で、レガシーフラットステートインスタンスを作成するツールを使用できるようになります。
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注記 モデルにレガシーフラットステートインスタンスがある場合、コンフィギュレーションオプションは自動的に yes に設定されます。
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flange_shape_sketches_directory
<creo_load_directory>*, <absolute directory path>
<creo_load_directory> - フランジウォールスケッチの形状のライブラリに Creo Parametric のロードディレクトリを使用します。
<absolute directory path> - フランジウォールスケッチの形状のライブラリまでのユーザー定義のパスを設定します。
flat_shape_sketches_directory
<creo_load_directory>*, <absolute directory path>
<creo_load_directory> - フラットウォールスケッチの形状のライブラリに Creo Parametric のロードディレクトリを使用します。
<absolute directory path> - フラットウォールスケッチの形状のライブラリまでのユーザー定義のパスを設定します。
initial_bend_y_factor
0.500000
Y 係数が 0.500000 に設定されます。
板金部品のニュートラルベンドラインを決定する定数を指定します。通常のベンド以外では、必ずこの値が使用されます。通常のベンドでは、ベンドテーブルが指定されていない場合のみ、この値が使用されます。
merge_smt_srfs_without_seam
yes*, no
yes - 同一サーフェスの板金面をマージしたとき、その間のエッジを削除します。
no - 同一サーフェスの板金面をマージしたとき、その間にエッジを作成します。
同一サーフェスの板金面をマージするとき、エッジを作成するか、または削除するかを指定します。
pro_sheet_met_dir
<フルディレクトリパス>
ユーザー定義ベンドテーブルのデフォルトディレクトリを設定します。このオプションを設定しない場合は、板金設計モジュール標準のベンドテーブルが使用されます。
「値」(Value) ボックスにフルディレクトリパスを入力する必要があります。たとえば、c:\program files\ptc\sheet metal projects のように入力します。
pro_smt_params_dir
<フルディレクトリパス>
板金パラメータファイルを保存したり、読み込んだりするディレクトリを指定します。問題の発生を防ぐため、フルパス名を入力してください。
「値」(Value) ボックスにフルディレクトリパスを入力する必要があります。たとえば、c:\program files\ptc\sheet metal projects のように入力します。
punch_axis_points
no*, yes
no - 板金カットとパンチで、パンチ軸点を作成しません。
yes - 板金カットとパンチで、パンチ軸点を作成します。
板金カットとパンチで、パンチ軸点を作成するかどうかを指定します。
punch_models_directory
<creo_load_directory>*, <absolute directory path>
<creo_load_directory> - 標準パンチフォームモデルのライブラリに Creo Parametric のロードディレクトリを使用します。
<absolute directory path> - パンチフォームモデルの取得元のユーザー定義の場所を指定します。
relief_shape_directory
<creo_load_directory>*, <absolute directory path>
<creo_load_directory> - リリーフスケッチの形状のライブラリに Creo Parametric のロードディレクトリを使用します。
<absolute directory path> - リリーフスケッチの形状のライブラリまでのユーザー定義のパスを設定します。
smt_add_bends_on_sharp_edges
yes*, no
ウォールの作成時に、鋭いエッジを持つジオメトリにベンドを自動的に追加します。
smt_allow_flip_sketch
yes, no*
「角度を反転」(Flip Angle) コマンドをフラットウォールに、および「プロファイルを反転」(Flip profile) コマンドをフランジウォールに、それぞれ使用可能とするかどうかを制御します。
yes - 「角度を反転」(Flip Angle) コマンドがフラットウォールに使用でき、「プロファイルを反転」(Flip profile) コマンドがフランジウォールに使用できます。フラットウォール工具とフランジウォール工具を使用してスケッチを反転できます。
no - 「角度を反転」(Flip Angle) コマンドはフラットウォールに使用できず、「プロファイルを反転」(Flip profile) コマンドはフランジウォールに使用できません。
smt_bend_notes_dflt_display
yes*, no
yes - ベンド注記を表示します。
no - ベンド注記を表示しません。
ベンド注記のデフォルトの表示状態を定義します。
smt_bend_notes_direction_down
default
default -
を使用して下向きのベンドを表します。
ベンドライン注記をカスタマイズするには、シンボルソースファイルを修正します。板金モードで、下向きのベンドを表すときに使用するシンボルを定義します。
| 注記 デフォルトのベンドライン注記シンボルに戻すには、ボックスに default と入力します。 |
smt_bend_notes_direction_up
default
default -
を使用して上向きのベンドを表します。
ベンドライン注記をカスタマイズするには、シンボルソースファイルを修正します。板金モードで、上向きのベンドを表すときに使用するシンボルを定義します。
| 注記 デフォルトのベンドライン注記シンボルに戻すには、 「値」(Value) ボックスに default と入力します。 |
smt_bend_notes_order
&type&direction&angle*
ベンド注記要素の順序と表示を設定します。ベンド注記に次の要素を追加できます。
注記 | 説明 |
&type | ベンドタイプ |
&direction | ベンドの方向 |
&angle | ベンド角度 |
&inner_radius | ベンドの内側半径 |
&outer_radius | ベンドの外側半径 |
ベンド注記には各要素を任意の順序で追加でき、どのような文字列でも追加できます。文字列は注記にテキストとして表示されます。たとえば、Note &angle R&inner_radius は、ベンド角度が 90°で内側半径が 0.5 の場合には 'Note 90° R0.5' として表示されます。
smt_bend_notes_type_formed
default
default -
を使用して、成形されたベンドを表します。
ベンドライン注記をカスタマイズするには、シンボルソースファイルを修正します。板金モードで、成形されたベンドを表すときに使用するシンボルを定義します。
| 注記 デフォルトのベンドライン注記シンボルに戻すには、 「値」(Value) ボックスに default と入力します。 |
smt_bend_notes_type_rolled
default
default -
を使用してロールベンドを表します。
ベンドライン注記をカスタマイズするには、シンボルソースファイルを修正します。板金モードで、ロールベンドを表すときに使用するシンボルを定義します。
| 注記 デフォルトのベンドライン注記シンボルに戻すには、 「値」(Value) ボックスに default と入力します。 |
smt_crn_rel_display
yes*, no
yes - コーナーリリーフ注記を表示します。
no - コーナーリリーフ注記を表示しません。
コーナーリリーフ注記を表示するかどうかを指定します。
smt_drive_bend_by_parameters
yes, no*
ベンド角度とベンド寸法の位置決めのデフォルト値を設定し、パラメータ値が変更された場合には、自動的にフィーチャーを更新します。
| 注記 このコンフィギュレーションオプションを有効にするには、 smt_drive_tools_by_parameters も yes に設定する必要があります。 |
yes - 板金パラメータを使用するか、「シートメタルプリファレンス」(Sheetmetal Preferences) ダイアログボックスに設定されているオプションを使用して、デフォルト値を設定します。フィーチャーは自動的に更新されます。
no - 板金パラメータを使用するか、「シートメタルプリファレンス」(Sheetmetal Preferences) ダイアログボックスに設定されているオプションを使用して、セッションの開始時にデフォルト値を設定します。これ以降は、ツールの設定では前回使用した値が表示されます。
smt_drive_tools_by_parameters
yes*, no
選択した板金ツール設定のデフォルト値を設定し、パラメータ値が変更された場合には、自動的にフィーチャーを更新します。
yes - 板金パラメータを使用するか、「シートメタルプリファレンス」(Sheetmetal Preferences) ダイアログボックスに設定されているオプションを使用して、選択したツール設定のデフォルト値を設定します。フィーチャーは自動的に更新されます。
no - 板金パラメータを使用するか、「シートメタルプリファレンス」(Sheetmetal Preferences) ダイアログボックスに設定されているオプションを使用して、選択されているツールのデフォルト値をセッションの開始時に設定します。これ以降は、ツールの設定では前回使用した値が表示されます。
smt_mp_method
cg*, mass, both
cg - 板金部品の現在の状態に対して質量特性の計算を行います。
mass - 抑制したフラットパターンとフラット形状を一時的にレジュームしてから、板金部品の質量特性を計算します。
both - mass と cg の両方の計算を行います。
設計の質量特性の計算に、抑制したフラットパターンとフラット形状を含めるかどうかを定義します。
smt_outside_mold_lines
yes, no*
yes - フラットパターンの作成時に、外側モールドラインを作成します。
no - フラットパターンの作成時に、外側モールドラインを作成しません。
フラットパターンの作成時に、外側モールドラインを作成するかどうかを指定します。
system_sheetmetal_color
0.000000 0.000000 0.000000
0.000000 0.000000 0.000000— Red=0.00, Green=0.00, Blue=0.00
板金部品を表示するデフォルトのカラーを指定します。3 つの 10 進値で赤、緑、青の比率を指定します。たとえば、0 0 49 は中位の青色を指定します。
template_sheetmetalpart
inlbs_part_sheetmetal.prt, empty*, <ファイル名>
inlbs_part_sheetmetal.prt - inlbs_part_sheetmetal.prt ファイルをデフォルトテンプレートとして使用します。
empty - テンプレートを使用しません。
<ファイル名> - 指定したファイルをテンプレートとして使用します。
板金部品モデルのデフォルトテンプレートのファイル名を指定します。このオプションの設定内容は、カレントセッションでただちに有効になります。