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ツールパスが再計算される条件
以下の場合、ツールパスは再計算されます。
ツールパスに影響を及ぼす製造やツールのパラメータ (ツールパス上での GOTO 点の計算など) が変更された場合。たとえば、OVERLAP_DIST はツールパスの計算に影響を及ぼしますが、CUT_FEED は影響を及ぼしません。
NC シーケンスの設定参照 (「エッジ」(Edge)「シェークアウェイ」( Shake Away)) が新たに定義または変更された場合。
NC シーケンスの参照アイテム (サーフェス、エッジ) に関連した寸法が変更された場合。
カットモーションの寸法が変更された場合。
対話式カットモーションでカットが定義された場合。
ニブルエッジかカットモーションの終了が調整された場合。
コーナー条件に「やり直し」(Redo) が使用された場合。
親 NC シーケンスが変更されるとカットモーションのツールパスは再計算されます。
ツールパスが保存されていて、上記の変更が行われた場合以外は、ツールパスの再計算は行われません。
ツールパスが再計算される際に、新しいデータがツールパスファイルに付加され、ツールパスが計算されるたびにファイルが大きくなります。モデルが再生すると、ツールパスファイルのサイズを小さくするため、古い (無効の) ツールパスが削除され、ツールパスファイルの "パージ" が行われます。
ツールパスの調整
この機能はパンチプレスタイプの NC シーケンスにのみ適用できます。
パンチプレス NC シーケンスのツールパスは、一連の "ヒット" から構成されます。ヒットはツールがワークピースと接触して材料を除去する各位置を示します。 ヒットは小さな赤色の円で表示されます。「ニブルエッジ」と「ニブリング領域」NC シーケンスでは、ヒットの連続はツールパスの別の要素である "ストローク" を構成します。ストロークは参照モデルのエッジに沿った、あるいは領域を横切るライン上のヒットの連続です。ストロークは線によって接続されたヒットの連続として表示されます。ストロークの最初のヒットは赤く塗りつぶされた小円として表示されます。