NC シーケンスを順序変更するには
「SMM 複製」(SMM Populate) ダイアログボックスの「順序」(Order) タブを使用すると、ワークピースで効率的なツールパスフローを作成できます。これにより、オペレーションの全体的なサイクル時間が削減されます。順序により NC シーケンスが破断されることはありません。完全なシーケンスとサブルーチンが効率的に出力されます。
「順序」(Order) タブには次の機能があります。
• 「基準順序」(Origin Order) - 元のシステムから提供される順序をそのまま使用します。
• 「部品ごと」(Part by Part) - NC シーケンスの出力順序を調整します。
• 「スキャン順」(Scan Order) - スキャンタイプの順序を有効にします。
• 「マニュアル順」(Manual Order) - 部品順序を部品リストから手動で設定します。
• 「デフォルト順序」(Default Order) - 部品システムから提供されるフィーチャー番号順をそのまま使用します。
• 「X 移動を縮小」(Reduce X Moves) - X 座標を増分し X 方向で前後に移動します。
X 移動を縮小
• 「Y 移動を縮小」(Reduce Y Moves) - Y 座標を増分し Y 方向で前後に移動します。
Y 移動を縮小
• 「公差」(Tolerance) - 縮小方向におけるスキャン部品外形間での最大許容距離です (スキャン時のみ)。
• 「スキャン移動方向」(Scan Move Directions) - 片方または双方にスキャンします。
片方でのスキャン
双方でのスキャン
• 「スキャン部品外形点」(Scan Part Outline Point) - 公差により識別された部品で左、中心、または右の位置を選択します。
• 「スキャン開始コーナー」(Scan Start Corner) - ワークピースのコーナーを設定して、NC シーケンスを開始します。
