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リレーションの書き込み
リレーションの書き込みにより、パイピングライン素材パラメータ、パイプラインパラメータ、およびパイプラインベンドパラメータにアクセスできます。リレーションのシンタックスは、部品モデリングで使用するものと同じです。
IDのフィーチャー名はパイプルーティングフィーチャーではなく、パイプのライン素材、パイプラインフィーチャー、パイプベンドを参照する必要があります。作成するリレーションによってその値を設定することはできませんが、寸法値を操作できます。
以下に示すファイルはリレーションを書き込んでパイプラインのチャンネルの幅を制御する一例です。以下のリレーションは、チャンネルの幅 (d7:0) を制御し、それをパイプラインフィーチャーのライン素材パラメータで指定したパイプの外径と等しく維持します (2種類の液体 (オイルおよび H2O) のみが使用され、それぞれに単一ライン素材が指定されるものとします)。
IF fluid:fid_LINE1 = ‘oil’
d7:0 = OD:fid_OIL_STK
ELSE
d7:0 = OD:fid_H2O_STK
ENDIF
このパイプライン (ライン 1) の fluid パラメータの値に oil が指定されている場合、チャンネルの幅はライン素材 OIL_STK の外径と等しくなります。そうでない場合、チャンネルの幅はライン素材 H2O_STK の外径と等しくなります。
パイプライン外径 OD はライン素材パラメータ (この場合 OIL_STK または H2O_STK) なので、該当するライン素材のフィーチャー ID がリレーションで使用されます。
これはアセンブリを参照する部品リレーションではなく、アセンブリリレーションなので、構成部品IDはリレーション内では不要です。ただし、パイプラインの物質的 (ソリッド) 形状は実際のパイプの作成元のライン素材によって決定されます。
例: Piping でのリレーションの使用
リレーションを書き込んでチャンネルの幅 (d7:0) を制御し、それをパイプの外径と等しく維持できます。これは、パラメータフィーチャーのライン素材パラメータで指定されます。