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ジョイント継ぎ手の使用
デフォルトでは、ジョイント継ぎ手 は、指定した場合のみピースのカット位置に挿入されます。
ピースのカット位置に自動的にジョイント継ぎ手を挿入するには、「パイプをカット」(Cut Pipe) ダイアログボックスで「ジョイント継ぎ手」(Joint Fitting) オプションを使用します。特定のカット位置に複数のジョイント継ぎ手を適用できる場合は、ジョイント継ぎ手のリストからジョイント継ぎ手を選択できます。
フランジをジョイント継ぎ手として選択すると、「溶接タイプ」(Weld Type) オプションは使用できません。
平行パイプカットの場合
一式の平行パイプ方向をカットする場合、参照パイプ方向のカットにジョイント継ぎ手があれば、ターゲットパイプ方向に同じカットが作成されます。ターゲットパイプ方向の該当するジョイント継ぎ手を選択するには、ターゲットパイプ方向のサイズと仕様に合う参照ジョイント継ぎ手が使用されます。指定した選択名のジョイント継ぎ手がターゲットパイプラインの仕様に存在しない場合、カットはジョイント継ぎ手なしで作成されます。
ブロック境界交差でのパイプカットの場合
ブロック境界で交差するパイプラインをカットする場合、選択されたすべてのパイプセグメントに有効な継ぎ手選択名は「ジョイント継ぎ手」(Joint Fitting) 選択リストに表示されます。どのカットでも、このリストで任意の継ぎ手を選択できます。
ただし、指定した継ぎ手の選択名が、パイプカット位置のパイプ仕様/サイズに合わない場合、カットは作成されず、警告メッセージが表示されます。このような場合は、有効な継ぎ手の選択名を指定しなおしてください。