パイプラインの一部分に被覆を割り当てるには
1. 一部分に被覆を割り当てるパイプラインを含むアクティブアセンブリを選択します。
2. 「被覆」(Insulation) をクリックします。
「被覆を作成」(Create Insulation) ダイアログボックスが開きます。デフォルトでは、
「被覆セグメント点」(Insulation Segment Points) の
「開始」(Start) が選択されています。
3. 以下の手順に従い、被覆の始点と終点を選択します。始点と終点は同一パイプライン上になければなりません。
a. 「開始点選択」(Select Start Point) で、
をクリックし、パイプセグメントを選択して被覆開始点を指定します。十字線はパイプセグメント上の開始点を示します。また、パイプセグメント ID が
「開始点を選択」(Select Start Point) ボックスに表示されます。
b. 「被覆セグメント点」(Insulation Segment Points) の「終了」(End) をクリックします。
c. 「終点を選択」(Select End Point) の
をクリックして、被覆終点を選択します。十字線はパイプセグメント上の終点を示します。また、パイプセグメント ID が
「終点を選択」(Select End Point) ボックスに表示されます。
4. 「寸法」(Dimension) で以下のいずれかを選択し、始点と終点の両方の配置を指定します。
| 注記 該当する点を配置するには、 「被覆セグメント点」(Insulation Segment Points) の 「開始」(Start) と 「終了」(End) を選択する必要があります。 |
◦ - パイプセグメントの上流の終点から開始点または終点までの距離を指定します。
◦ - パイプセグメントの上流の終点から開始点または終点までの距離の比率を指定します。
| 注記 上記のどちらの位置タイプでも、デフォルトで、参照位置はパイプセグメントの始点側の端点からです。パイプセグメントの終点側の端点を参照するように位置を反転するには、 をクリックします。 が に変わります。これによって、参照位置が変更されたことがわかります。 |
◦ - 始点または終点を、該当するパイプセグメントに垂直であるパイプセグメント上に配置します。
| 注記 このオプションを有効にするには、パイプセグメントの開始点がパイプセグメントの終点に対して垂直でなければなりません。 |
◦ - 指定したデータム平面からの始点または終点を配置します。このデータム平面は、始点または終点のパイプセグメントに対して垂直でなければなりません。パイピングはこのデータム平面への参照を作成します。
◦ - 指定した継ぎ手からの始点または終点を配置します。選択した継ぎ手は、同一のパイプラインおよび同一の直線パイプピースに存在していなければなりません。
をクリックして、参照ポートを反転します。
5. 「寸法」(Dimension) で、選択した配置オプションに基づいて、点位置パラメータを指定します。点配置はサムホイールを使って移動させます。または、正確な配置を行う場合は、サムホイールボックスに値を入力します。
をクリックした場合、グラフィックウィンドウでデータム平面を選択します。データム平面の名前が
「寸法」(Dimension) のボックスに表示されます。
6. 「被覆パラメータ」(Insulation Parameters) で被覆コードを選択し、指定した配置点の間に被覆を割り当てます。
7. 「OK」をクリックし、パイプセグメントに被覆を割り当てます。
| • 仕様駆動パイプラインに被覆を指定するためには、以下の仕様駆動データベースファイルに被覆データを設定する必要があります。 ◦ 被覆ディレクトリファイル (プロジェクトデータファイル)。このファイルには、被覆コードのレコードが含まれていなければなりません。 ◦ 被覆コードに割り当てられた、被覆 MCAT ファイル (マスターカタログファイル)。このファイルには、被覆データが含まれていなければなりません。 • オプションで、パイプソリッドの作成後、仕様駆動パイピングでは被覆キルトを作成できます。 |