インストール図面にアノテーションを付けるには

3. 「アノテーション」(Annotate) >

「パイピング注記」(Piping Notes) の順にクリックすると、「属性/パラメータにアノテーションを付ける」(Annotate Attr/Params) ダイアログボックスが開きます。

4. 「仕様ファイル選択」(Select Spec File) で、属性/パラメータ仕様ファイルを選択して、アノテーション用に選択できる有効なオブジェクトタイプのリストにアクセスします。デフォルトでは aec_dwg_anno_attrparam_spec.ptd ファイルが選択されます。

注記カスタマイズされた属性/パラメータ仕様ファイルを使用するには、次の手順のいずれかを実行します。

• 次の内容を config.pro ファイルに追加します。

aec_dwg_anno_attrparam_spec_file spec.ptd ここで、spec.ptd は、カスタマイズした属性/パラメータ仕様ファイルです。

•

をクリックして、属性/パラメータ仕様ファイルを選択します。コンフィギュレーションオプションで指定したファイルの代わりに、この新しいファイルが使用されます。このファイルは、「属性/パラメータにアノテーションを付ける」(Annotate Attr/Params) ダイアログボックスを終了するまで有効です。

5. 「オブジェクトタイプを選択」(Select Object Type) で、リストから図面から選択するオブジェクトのタイプを選択します。これは、属性/パラメータ仕様ファイルの USER_OBJECT_TYPE 列で指定されているオブジェクトのリストです。このリストには、部品とフィーチャーのオブジェクトタイプも含まれています。これらのオブジェクトタイプを使用して、図面から標準の部品またはフィーチャーを選択します。

6. 「オブジェクトを選択」(Select Object) で、図面からオブジェクト、フィーチャー、フィーチャージオメトリ、部品を選択します。「オブジェクトタイプを選択」(Select Object Type) で指定したオブジェクトタイプだけを選択できます。指定したタイプのオブジェクトを 1 つ以上選択できます。オブジェクトを選択するには

◦ アノテーションを付けるオブジェクトを図面から直接選択する場合は、

をクリックします。

◦ 図面で 1 つ以上のビューを選択するには、

をクリックします。これで、選択したビューにおいて、指定済みタイプのすべてのオブジェクトが選択され、アノテーションが付きます。

◦ カレントシートのすべてのビューを自動的に選択するには、

をクリックします。これで、すべてのビューにおいて、指定済みタイプのすべてのオブジェクトが選択され、アノテーションが付きます。

7. 「属性を選択」(Select Attributes) では、選択したオブジェクトタイプに固有の属性およびパラメータがリストに表示されます。このリストは、属性/パラメータ仕様ファイルで指定した、選択済みオブジェクトタイプの ATTRPARAM_NAME エントリで構成されています。仕様ファイルにリストされているとおり、選択済みオブジェクトに固有のすべての属性が表示されます。すべてのパラメータはアルファベット順で並べ替えられ、「属性を選択」(Select Attributes) リストの属性の下に表示されます。

◦

- 属性/パラメータ仕様ファイルで選択したオブジェクトタイプの ATTRPARAM_NAME 列にリストされている属性とパラメータのみが表示されます。

◦

- 選択したオブジェクトのすべての属性およびパラメータが表示されます。リストには、属性/パラメータ仕様ファイルで指定していない属性およびパラメータもすべて表示されます。

◦

- 属性/パラメータ仕様ファイルで選択したオブジェクトタイプの ATTRPARAM_NAME 列にリストされている属性のみが表示されます。属性/パラメータ仕様ファイルで指定していても、リストにオブジェクトのパラメータは表示されません。

◦

- すべてのアイテムを選択します。図面に注記を挿入するため、リスト内のすべての項目がハイライトされます。

◦

- すべてのアイテムを選択解除します。さきほどまでハイライトされていた項目は、ハイライトされなくなります。

図面内の複数のオブジェクトが選択されている場合、最初に選択したオブジェクトに固有の属性とパラメータのみがリストされます。

注記選択した属性とパラメータの値は、図面内の指定位置に挿入されます。

8. 「注記オプションを選択」(Select Note Option) では、次のオプションを選択して、図面の注記のフォーマットと位置を制御します。

◦ 「注記位置を自動設定」(Derive note location) - 図面内のオブジェクトの位置に基づいて注記の位置が決まります。

◦ 「複数の注記を作成」(Create Multiple notes) - リストで選択したそれぞれの属性とパラメータについて、個々に注記を挿入します。各属性およびパラメータは、1 つの行に 1 つの注記として表示されます。必要に応じて、これらの注記を個別に再配置できます。このオプションを選択しない場合、1 つの注記が複数の行に作成されます。これらの行はまとめて移動できます。

◦ 「引出線の作成」(Create leader line) - 引出線を付けて注記を作成します。注記が複数ある場合、各注記に 1 つの引出線が作成されます。引出線の終端は、矢印になっています。この矢印は、アノテーションを付ける選択済みオブジェクトに向けられます。

◦ 「注記角度」(Note Angle) - 挿入する注記のテキスト角度を指定します。横のオプションリストに、使用されるすべての角度が表示されます。このオプションは、属性/パラメータ仕様ファイルのスタイル指定の角度をオーバーライドします。このオプションを選択しない場合、注記は選択済みオブジェクトに揃えて配置されます。

◦ 「注記スタイル」(Note Style) - 図面に挿入する注記のスタイルを指定します。カレントの図面で使用可能な全スタイルが横のリストに表示されます。このオプションでスタイルを指定すると、属性/パラメータ仕様ファイルで定義されたスタイルはオーバーライドされます。「デフォルト」(Default) では、注記を挿入するために属性/パラメータ仕様ファイルで指定されたスタイルが表示されます。

をクリックして、注記を挿入します。

をクリックして、「属性/パラメータにアノテーションを付ける」(Annotate Attr/Params) ダイアログボックスを閉じずに、カレントの選択内容で注記を挿入します。現在選択中のオブジェクトの別のオブジェクトまたは「属性を選択」(Select Attributes) リストで別の項目を選択できます。同じタイプの別のオブジェクトを選択する場合、そのオブジェクトでも同じ属性およびパラメータが有効であれば、「属性を選択」(Select Attributes) リストで選択されている項目はハイライトされたままです。

注記図面に注記を挿入した後、いずれかの属性またはパラメータの値を変更した場合、図面の値は自動更新されません。既存の注記を編集するか、または挿入しなおす必要があります。