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例: パイプピースカットに基づいたブロック境界
次の図は、ブロック BLOCK1002A 内にある、一式のパイプライン (マジェンタ色) を示します。ブロック境界がハイライトされています。
ブロック境界に基づいてパイプピースカットを作成するには、次の手順に従います。
「カット」(Cut) をクリックします。
をクリックして、ブロック境界に基づいてパイプピースをカットします。
BlOCK1002A「ブロックを選択」(Select Block) 選択リストで、 を選択します。
パイプピースカット作成用に指定したブロックのすべてのパイプラインが自動的に選択されます。選択したブロックと交差するすべてのパイプラインのラベルは、「切り取るパイプライン」(Pipelines To Be Cut) に表示されます。
上の図のとおり、パイプラインがブロック境界と交差する位置は必ずハイライトされます。
次のように、メッセージウィンドウには交差合計や交差の詳細などの情報が表示されます。
パイプライン 100A-MS-STEAM-0001 には、交差が 2 つ検出されました。
パイプライン 80A-MS-STEAM-0002 には、交差が 2 つ検出されました。
パイプライン 10A-MS-STEAM-0003 には、交差が 2 つ検出されました。
パイプライン 80A-MS-STEAM-2004 には、交差が 2 つ検出されました。
検出された交差合計: 8
「OK」をクリックして、次の図に示すとおり、パイプピースカットを作成します。パイプピースは、パイプラインがブロック境界と交差する位置に作成されます。
これらのカット点の位置は、ブロック境界によって異なります。ブロック境界ジオメトリの駆動寸法によってカット点の位置が制御されるため、カット点の位置は図には表示されていません。
たとえば、前の図には、ブロック境界 ADTM1 および ADTM2 の寸法が表示されています。どちらも境界の寸法は 75.00 です。
ADTM1 および ADTM2 の寸法を 40.00 に修正すると、次の図のように、これらの境界のカット点も境界ジオメトリ沿いに移動します。